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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,タイの爆弾事件に関するものを見ました。
 タイで開催された仏教儀式に関連したコンサートに爆弾を持った男がいることを参加者が発見し,警察に通報しました。
 ところが,警察が男の身柄を確保しようとしたところ,男が転倒し,爆弾が爆発してしまいました。
 その結果,警察官ら4人が死亡し,約60人が負傷,爆弾男自身も負傷したということでした。

 この記事を見て,大変不謹慎ながら,第一印象はドラゴンクエストシリーズに出てくる爆弾岩というモンスターを思い出しました。
 しかし,実際にこのような人を目にしたら,そんな冗談めいたことを言う余裕などあるわけもなく,爆弾岩などといえるのは安全な場所から安穏とニュースだけ見る人間の愚かな発想なのだと思います。

 記事には詳しいところは載っていなかったので,警察がどの様な対処をしたのかは不明ですが,転倒して爆発するような起爆性の高い爆弾だとすればどの様に対処すればよかったのだろうかというように思います。
 爆弾対処に関しては私は完全に素人なので,その点に関して適切な物言いなどできるわけもないのですが,遠くから行動を制圧しても倒れられたら爆発してしまうわけですし,ひとまず人を遠ざけ,犯人がなるべく動かないようにしながら確保するくらいしか方法はないのでしょうか。
 爆発に巻き込まれて亡くなってしまった警官は多分勇敢な方だったのだと思いますが,そのような勇敢さが裏目の結果を招いてしまったことには何とも切ない気持ちになります。
 亡くなられた方々のご冥福を祈るばかりですが,それにしても対処のしようはなかったのだろうかと気になるところです。

 以前読んだ本では,爆弾を扱うには,爆弾を自分の意思で起爆させられるかどうかが重要であるというように書いてあったような記憶ですが,この犯人は転倒してしまったがために自分の意思に反して爆弾を起爆してしまい,結果自身も負傷したということですから,多分自分の意思で操ることはできていなかったのでしょう。
 爆弾の存在自体が問題なので,もちろん自分で操作できればよい等という気はさらさらないのですが,せめて自分の所持している凶器くらい最低限使えるようにしてもらいたかったかなと思いました。
 もしかしたら,自分自身がどうなってもよいという前提で所持していたのかもしれないし,本人としては自身で操作できなくてもよかったのかもしれませんが。

 とかく,こういったことが今後起きないことを願うばかりです。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:41

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