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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ATMで携帯電話を使うと警告画面が表示されて強制終了されるというシステムが導入されるという記事を見たので,取り上げてみました。

 このシステムは,常陽銀行と日立製作所が来年2月から導入すると発表したものです。
 振り込め詐欺を防ぐため,専用の装置がATM付近での携帯電話の電波を検知すると警告画面が出て取引が強制終了されるというものです。
 このシステムは,行員の目の届きにくい店舗外のATMを中心に整備される予定とのことです。
 常陽銀行によると,このシステムは,ATMの利用者が携帯電話などで通話しながら振り込みの手続を行った場合,電波検知装置が携帯電話やPHSの電波を検知するそうです。
 そして,強制的に取引が中断され,利用中の画面上に通話を機って最初から操作をやり直すよう求める文言が表示されるとのことです。
 この場合,通話を切らない限り操作ができなくなるそうです。

 先日も振り込め詐欺に関する記事を取り上げたことがありましたが,振り込め詐欺は今でもなお存在しています。
 私も職業柄その手の相談を受けることはままありますが,やはり自分が騙されたという認識をするところからがスタートといった感じで,相談に来て初めて被害にあったと実感する人もいたります。
 そういった被害の中には,電子マネーをだまし取るやり方もあったりしますが,ご年配の方を狙う場合大部分は振り込みをさせるパターンが多いと思います。
 金融機関側も,そういった犯罪に利用されないようにするため,あらゆる手段を講じているように思いますが,それでも目が行き届かない現状を憂いて,このようなシステム導入に至ったのでしょうし,その経緯はよく理解できます。

 一方,この検知システムについては,感度の問題にもなるのでしょうが,もしもこれが強すぎると非常に支障が出ると思います。

 例えば,ATMを現に利用している人が携帯電話を使っていなくても,後ろに並んでいる人が使っていた場合は強制終了されてしまうという場合が考えられます。
 もしもそうなったら,ATMを現に利用している人が携帯電話利用者に対して注意をしなければならず,そこで諍いが生じることが懸念されます。

 また,携帯電話のメモ機能やメール等で振り込み口座を記録している場合,これを作動させる際のパケット通信が検知器に引っかかってしまえば,振り込み等がしづらくなるのではないかというようにも思ったりしました。
 記事では通話の電波を検知するというようになっていますが,その辺りでパケット通信も対象になってしまったら面倒になるのではと思ったりします。
 かといって,LINEでの通話はパケット通信を使いますから,パケット通信を可とした場合,詐欺グループがLINE等による通話を希望してきてそれによってなされることも懸念されますから,本来的にはパケット通信も規制対象とすべきなのかもしれません。
 ご年配の方がLINEを用いた通話をされる絶対数が少ないと見込んで,敢えてパケット通信については対象から外すという考えもあるかもしれませんが,それは統計や今後の状況を見ての判断になるのかもしれません。

 便利なものが出てくると,それを使った犯罪が必ず出てくるもので,とかくその手の対策にある程度規制がかかるのは仕方ないと思います。
 ただ,便利なものを便利なとおり使えないのはものの価値を減少させると思いますし,何とも残念なものだと思いました。


 本日糸井さんがFA権を行使する方針を公表しましたが,阪神は獲得に動くといわれております。
 阪神としては,糸井さんのような身体能力の高い選手を獲得することは,若い選手達の見本にもなると思いますし,成績もある程度期待できるとなれば,やはり獲得には前向きになることと思います。

 一方,問題は2点あります。

 1つは,FAの人的補償の問題で,先日述べたとおり,阪神の期待の若手が流出してしまうことが懸念されることです。
 若手を失うことは,ひいては阪神の将来の基盤を失うことになるわけですが,若手が成長しつつある今の阪神においてはプロテクトしたい選手が多すぎて,誰を流出させないようにしたらいいか,非常に困ってしまいます。
 そして,その若手の流出危機を考えてまで,現在35歳で福留さんとポジションの被る糸井さんを獲得すべきなのかというのは難しい問題です。

 もう1つは,年俸の問題です。
 今日の記事では,オリックスさんが4年18億円を提示したというものを見ました。
 4年18億円といえば,単純計算で1年辺り4億5000万円となりますが,いうまでもなく相当高額の年俸です。
 また,現在35歳,来季は36歳ですから,40歳までの契約ということになるわけで,それは大いに冒険的要素を含んでいると思います。
 阪神は,オリックスさんと条件闘争をする場合,少なくとも同等の条件を提示しなければなりませんが,上記の通り期待の若手の流出を許してまで条件闘争に臨むべきなのかというのは非常に悩ましいところです。

 個人的には,糸井さんは,4年後は分からないものの,来季は活躍してくれると思い,2年契約くらいであればある程度の年俸はいいのではないかとは思えます。
 ただ,4年の超高額契約となると,そこまでして若手を流出させるリスクをとるのはいささか思うところがあります。
 オリックスさんが条件を提示する前であれば,阪神は戦ってある程度血を流しても価値があったのではないかと思ったのですが,さすがにこの条件を見てしまうと一考しないといけないのではという思いが出てきました。
 私がお金を出すわけではないので,阪神球団が考えるべき問題ではあるのですが,それでもオリックスさんの条件を見てしまうと色々と考えてしまうものです。

 横浜さんの山口さんですが,まだ態度を示してはいないものの,現時点ではFA権を行使するのではといわれています。
 もしも行使した場合,読売,阪神,中日さんが獲得を巡って争うのではといわれています。
 山口さんは,抑えから先発に転向してずいぶん成績が向上し,元々の適性はこちらだったのではと改めて思わされました。
 先発としては優秀な成績を残しましたが,どの球団も優秀な先発投手は一人でも多くほしいと思っているでしょうし,上記3球団以外でも条件が合えば是非ともほしいと思う球団は多いと思います。

 また,ソフトバンクさんの森福さんもFA権の行使の噂があります。
 森福さんは,左のワンポイント専門ということになるのでしょうが,左の中継ぎ投手はどこのチームでも需要があることでしょう。
 特に読売は相当獲得に前向きであろうと思われますが,森福さんはソフトバンクさんの選手の全体の年俸が高額であることもあってCランクであって,人的補償を要しない選手であるだけに,より多くの注目が集まることでしょう。
 阪神もほしいとは思うのですが,一方糸井さんを検討するとなれば糸井さん以外にお金を使うことはできないでしょうし,現状ではなかなか獲得に乗り出すのは難しいのではないかと思われます。

 とりあえず,どのような動向になっていくのか楽しみです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:50

Comments

まあそれがベタ−なんでしょうけど待ち時間、スマホで暇潰してる人もいるんだけどな。

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