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 こんばんは。

 プロ野球で活躍を続けていた山村審判が審判員として15人目となる1500試合出場を果たすという記事がありました。
 試合は選手ばかりでなく審判がいないと成立しないものですから,今回のこの記録は偉大なものであるというように思います。

 審判は,試合中ずっと立っていなければなりませんし,夏のデーゲームなどはその疲労はとんでもないものなのではないかと思います。
 また,近年映像技術が発達し,誤審に関して色々と言われるというプレッシャーのかかる最中,その仕事をこのように長期にわたって全うできるというのは大変すごいことだと思います。
 どうやら歴代15人ということですから,その数を考えればなかなか達成しがたい記録であるのだと思います。

 しかし,昨日,この記録に関して珍事件がありました。
 何と,1499試合目である昨日に1500試合出場のセレモニーをやってしまったのです。
 この間違いの発覚は試合終了後だったということですが,せっかくの記録達成にもかかわらず,山村さんはもしかしたら何だか気恥ずかしい,気まずい思いをされたのかもしれません。
 ご自身が悪いわけでもないのにそんな思いをされたとすれば,それは気の毒としかいいようがないところですが,それでもこの記録を祝わないわけにはいかないでしょうから,今日の試合ではきちんと仕切り直しで祝われたそうです。

 というか,このニュースを見て,どうやって発覚したのだろうと気になりました。
 多分誰かが気づいて指摘したのでしょうが,大変恥ずかしながら誰が何試合出場しているなど私はまったく分かりませんので,これに気づいた人は一体どのような経緯を辿ったのだろうかと大変気になります。
 おそらく当の本人である山村さんも分からないと思います。それは,私が今まで何回出社したか,何回裁判所に出向いたかが分からないのと同じことで,日常的に繰り返していることの回数をいちいち数えている人はごく稀な存在であると思うからです。
 とはいえ,今回は誤りではあったものの,このように記録をしっかり管理してくれる人がいるというのは何となく安心感があるものです。
 そして,プロ野球の歴史はこうやって続いていくのかなと思いました。

 今日の阪神は,最近好調の新井兄さんのミスをきっかけに敗戦してしまいました。
 新井兄さんは,最近非の打ち所が少ない選手になっていて,嬉しいのと同時に何となく寂しい思いもしていたところですから,今回のミスを見てまったく困ったものだと思った自分がちょっと嬉しかったりします。
 ということで,今日のミスはまたこれも楽しみとして,また次にいい試合を見せてくれることを期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:10
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