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2013.05.22 Wednesday
 こんばんは。

 今日の阪神ロッテ戦ですが,最終的に同点で終了しました。
 しかし,今日の同点は,阪神にとっては敗戦同然の結果というほかありません。

 阪神は,5回終了段階までで,6対1で勝っていました。
 ところが,6回に榎田さんが2本連続ホームランを打たれて降板してしまってから試合が狂い始めてきたように思います。

 とはいえ,阪神もそれなりにチャンスを作っていました。
 たとえば,8回は,1アウト1塁3塁という展開を迎え,バッティング好調の大和さんの打順となりました。
 3塁走者が足の速い柴田さん,打者も足の速い大和さんであれば,せめてゴロを打てれば展開は変わったのではというように思っていました。
 しかし,大和さんはセーフティスクイズに挑戦し,結果失敗してしまいました。
 大和さんは,これまで2番打者ではあるものの,あまり送りバントが得意ではなく,大和さんが送りバントをするシーンになるといつも冷や冷やしながら見守るものです。
 そのような大和さんに,ここでスクイズというのはやや確率としてどうなのかなというように思いました。
 まして,足が速い大和さんとはいえ,自分も生き残ろうとするセーフティは,バントが得意ではない大和さんには荷が重かったように思います。
 3塁走者の柴田さんが本塁に突っ込んでいないところを見ると,これがサインプレーなのかは分かりかねますが,これがチャンスをつぶした一つのきっかけであったように思います。
 その後,鳥谷さんがいい当たりをしましたが,センター伊志嶺さんに抑えられてアウトになってしまいました。悔しくはありますが,これだけのプレーを見せられれば何も言うことはできないでしょう。

 また,抑えで投入した久保さんについても問題があったと思います。
 最近の久保さんの調子がよくないことは当然誰もが分かっていたでしょうから,調子が悪そうであればすぐに下ろすべきであったと思います。
 抑え投手としての信頼を考えれば,調子が悪そうだから下ろすというのはよくないのかもしれません。しかし,勝つことが最優先であれば,もはや形にこだわっている場合ではないと思います。
 その後に投げた筒井さんはきちんと3イニングを抑えたわけですから,久保さんがまずいと思った段階で筒井さんにスイッチしていれば2点差を追いつかれることはなかったろうにと思いました。

 私は,今日の敗戦は采配での負けであると思います,
 結果だけ見てそれが妥当かどうか述べることがよくないことは分かりますが,今日の展開はある意味わかりきったものであったようにも思え,和田監督には猛省していただきたいと思います。
 少なくとも,大和さんのバントと,久保さんの起用方法については再考してもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(1) | 23:40
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