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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,京都で,深夜のコンビニ駐車場をタクシーの休憩所として開放する取り組みによって,コンビニ強盗が約半減したというものが会ったので取り上げてみました。

 この取り組み開始後,昨年9月から1年間に発生したコンビニ強盗は13件と,前年の同時期より48%減少したということです。
 この取り組みには,府内約500店,タクシーの約9割となる約8400台が参加しているということです。
 店舗に「警戒強化中」などのチラシが掲示されているそうで,店員が少なくて犯人に狙われやすい午後10時から午前7時を休憩所としているということです。
 この取り組み後,取り組みに参加した店舗を狙った強盗は4件(前年18件),特に午前3次から5次の時間帯で発生が減少したということでした。
 一方,不参加の店舗では被害が9件(前年7件)に増えたということでした。
 コンビニ側としては人の少ない時間に他人の目があって防犯効果が上がるというメリットがあり,タクシー側としては休憩場所が確保できるというメリットがあるそうです。
 府警生活安全企画課は,駐車場が狭い店では駐車スペースが減るなどの課題はあるが,防犯効果を丁寧に説明して協力店を増やしたいとしているということです。

 この記事を見て,防犯に必要なのは改めて人の目,ないし人に見られていると思わせることだと思いました。
 もしもこの取り組みが効果を上げたのだということであれば,まさにそれはタクシー運転手が見ているかも知れないという人の目の可能性が妨げたのだと思います。
 例えば,強盗として入店した時は駐車場に誰もいないとしても,立ち去るまでにタクシーがやってくるというリスクがあり,その点では人の目の可能性というだけでも抑止効果があるということでしょう。

 一方,この取り組みで問題なのは,「警戒強化中」という印のない店が逆に狙われやすくなるということでしょうか。
 強盗側としては,当然印のある店よりもない店を狙おうと思うでしょう。
 印のない店について強盗件数が増えたという話について,件数の増加がそこまで顕著なものではないですから,これが一時的なものの可能性はぬぐえないと思うので,直ちにそれが件数増加に繋がったということは難しいでしょう。
 しかし,選ぶ段階で選択肢にはあがりやすくはなるでしょうし,その点印のある店舗の件数が減少した以上,相対的にリスクは高まるように思います。
 そうなると,警察としては,このような取り組み自体はよいと思うものの,印のない店舗に対する手当を別に考えなければ,コンビニに対してこの取り組みへの強制参加を強いているようにもなってしまうと思います。
 ですから,よい取り組みだとは思いますが,そこでカバーされない部分をどう手当をするのかということを一方でよくよく考えねばならないと思いました。

 このような取り組みは,例えばこれからタクシーに乗りたいと思った時はコンビニに行けばよいという傾向になりやすいでしょうし,タクシーを利用する側からしても便利であると思います。
 もちろん,駐車場にスペースのあるコンビニに限られる話ですし,そうすると比較的都市部にあるコンビニにとっては非常に困る話になるのではないかと思います。
 ただ,人の目という基準からいえば,都市部のコンビニは,閑散とした場所に比べて強盗のリスクは高くはなく,その点を考慮した上でルール作りをし,協力店を拡大するというのがよいのだろうと思います。


 今日の記事を見ていたら,阪神のメッセンジャーさんが,シーズン中新しいスマホに慣れずに苦労したというものを見ました。
 こういうネタが出てくるのは,よくよく書くことがないのかなとも思うのですが,メッセンジャーさんのことを考えると何となくほほえましく思うところです。

 私自身,新しい機械を買うと,とりあえずいじりたおすものの,特にコンピュータ関係は調べれば調べるほど出てくるので,結構な時間頭を悩ませるものです。
 シーズン中でそういうものに没頭するということとなると,プレーに集中できるのかとやや不安に思いますが,そこは阪神の現在のエースに対して失礼なことを考えてはならないと思うので,メッセンジャーさんについては来年も期待してみていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:37
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