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 こんばんは。

 先日より熊本では余震がまだ続いておりますが,一時期よりは規模の大きなものが少なくなりだいぶ落ち着いてきた印象です。
 いつまで余震が続くか分かりませんから,ここで油断して自宅で過ごすことはまだ危険だろうとは思うのですが,それでも落ち着いてきたというのはありがたいことです。

 復旧作業が徐々に進んでおりますが,物資もだんだん行き渡り始めており,震災当初よりは幾分かましになったというニュースを見ました。
 まだまだ満ち足りている状態ではないものの,だんだんと対応がなされている様を見るとこの国はよくやっていると改めて思います。
 色々と不足している点があることは否めませんが,それでも昔に比べれば復旧への対応も迅速だと思いますし,昨日多少言及したマスコミの対応も非常にまともになっているのだろうと思います。
 また,自衛隊ばかりでなく地元の公務員の方々のがんばりも無視できるものではありません。
 彼らも被災者ですが,ある程度自分のことを置いておいてでも職務に邁進する姿は本当に大したものだと思います。

 今日のニュースを見ていたところ,熊本のコンビニの約97%が営業を再開したということでした。
 飲料水や食料品を優先的に出荷し,全国から応援社員を集めるなど,過去の震災で培ったノウハウを生かしているということです。
 飲料水の売り切れが相次いでいるそうで,震災時にもっとも要するのは水であるということが改めて思い知らされます。

 セブンイレブンさんは,288店舗が営業を再開し,被災した熊本の工場の代わりに福岡で熊本向けの商品の生産を確保しているそうです。

 ローソンさんは,本部から120人を熊本に派遣し,社長も熊本入りしたそうです。
 トラックで物資を効率よく運べるよう,飲料水や食料に絞り込んでいるそうで,今日20日には空路でパンを届ける予定とのことでした。

 ファミリーマートさんは,長崎や福岡から熊本向けの商品を確保しているそうで,宮崎の自社ブランドミネラルウォーターを熊本に集約しているということでした。

 このような統率のとれた対応は,さすが大手フランチャイズのコンビニだと思います。
 まだ24時間開業できる店舗は少ないそうですが,それでもコンビニが開いているというのは,いざという時に何でも揃いそうだということで,心の保険になるという意味では,だいぶ気持ちが楽になると思います。
 そういう意味では,コンビニがこれだけ営業再開したことは非常に復興に向けて大きな意味を持つと思いますし,企業努力には頭が下がるばかりです。

 一方,スーパーはなかなか営業再開できるところが多くはないようです。
 店舗が大きいだけに,小さな建物に比べて力のかかり具合などで受けるダメージが大きいのではと思ったりもしますが,その原因はよく分かりません。
 コンビニだけでなくスーパーも多くが営業再開できるようになれば,より物資が行き渡るようになると思いますし,復興のスピードも飛躍的に高まるのではないかと期待されるだけに,その点が待たれるものです。


 今日の阪神ですが,攻撃も守備もさっぱりという感じで負けてしまいました。

 初登板の守屋さんですが,今日の投球を見ている限り,一応通用はしそうな気がしました。
 今日は,追い込んでから決めるということが難しいようでしたが,それでも追い込めるだけの実力はあったろうと思います。
 点をとられたのは,守備ミスや運の要素が大きかったように思いますが,それだけに次の登板にはまだ期待できるように思います。

 ドリスさんは今日も投げましたが,一応彼も通用しそうに思います。
 今のところ,課題の制球難も顔を出していないように思いましたし,制球難と見受けられないならば彼は十分戦力といえるだろうと思います。
 ただ,昨日も述べたとおり,制球難が顔を出し始めた時,悪いなりにまとめられるのかということがシーズン通して戦う際の課題でしょう。
 まずはランナーを背負った時の投球をもっと見てから見極めたいと思います。

 守っては,鳥谷さんの守備ミスが非常に印象に残りました。
 往年の彼ではこんなミスはやらかさなかったと思いますが,今年に入って特に守備がよくないと思います。
 金本監督もショートでのフルイニング出場ということにある程度のこだわりがあるように思われますが,個人的にはコンバートさせるべきだろうと思っています。
 鳥谷さんの打力については,最近落ちていると思われるものの,それでも出塁率を見る限りまだスタメンでいてもよいだろうとは思います。
 しかし,守備の要所であるショートで見るプレーの数々は,さすがに目を覆いたくなるものばかりで,鳥谷さんが好きだからこそ我慢できないものでもあります。
 あのようなプレーを見ている限り,体のどこかを悪くしているのではないかと思われるので,いっそもう少し守備負担の軽いポジションにコンバートしてあげる方が彼の選手寿命を延ばせるのではないかと思うのです。
 鳥谷さんは阪神の功労者であり,今も野手の柱としての存在の一人であろうと思いますから,そんな彼を追い詰めるような起用はそろそろ限界だろうと思っています。

 また,守備の問題がなくても,ゴメスさんのホームラン以外に点が取れないのではどうしようもないでしょう。
 今日は大量リードでのある意味試行錯誤をするための試合であろうと割り切ってはいるものの,それでも去年に引き続き山中さんにいいようにやられすぎなのはちょっと腹立たしく思います。
 最近の阪神は,打てない試合はとことん打てず,結局誰かが作った流れに乗るということで点をとるしかないのかと残念に思います。
 そうすると,結局誰が流れを作れるのかということですが,そんな選手がもっと出てきてもらいたいものです。
 一時期は江越さんやヘイグさん,高山さんなどがいましたが,特に高山さんは右肘をもっと養生すべきでしょうから無理はさせられないですし,何とかうまくかみ合わせがいい方向を見いださねばと思ったります。

 前のカードは屈辱の3連敗ですから,このカードは勝ち越さねばなりませんし,明日は必ず勝ってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:29
 こんばんは。

 熊本の震災は,今日も大きな余震があり,予断を許さない状況が続いています。
 家に一度戻りたい,救出作業を行いたい,道路等の交通網の復旧作業を行いたい,支援物資を運びたいと思っていても,余震が発生すると,やはり作業員の方々の身の安全を第一に考えなければならない以上,その作業を一度中断せざるを得ません。
 そうすると,復旧が遅れてしまい,まだ支援物資などが行き渡っていない人達に大変な思いをさせてしまうことになってしまうだろうとは思うのですが,それでもさらに多くの犠牲者を出さないためにはやむを得ないことなのだろうと思います。

 いつ頃余震がなくなるかはまだ不透明ですが,昨日南半球のバヌアツでマグニチュード5.9の地震があったということで,そこからいわゆるバヌアツの法則という話が不安をあおります。
 これは,バヌアツで地震があった際に数日遅れて日本でも地震があるという統計からいわれるもので,これによればさらなる地震の可能性があるのではといわれているということです。
 これがただの統計からの杞憂で終わることを願ってやまないのですが,それでも一応身構えておくべきことなのでしょう。

 地震報道については気になって毎日のように確認をするのですが,最近マスコミがその報道姿勢に関して批判されるというケースをよく目にします。
 まずは,被災地でのガソリンスタンド前で並んでいた車に対する割り込みがありました。
 次に,アナウンサーが,被災地で弁当を入手してSNSに上げて批判を受けました。
 この批判が発生しているところについて,このアナウンサーの所属する局と同系統の局の人が根拠泣く擁護する発言を行い,謝罪するという事態にもなっていました。

 これらの姿勢を見ていて,個人的には不適切だろうと思いますし,特に弁当騒動に関する局側の謝罪は的外れだろうと思わずにはいられませんでしたが,それでもマスコミ不要とまでいうのはちょっと違うかと思いました。

 まず,割り込みですが,私も東日本大震災の折,ガソリンを求めて2時間くらいスタンド前で並んだ記憶がありますから,それをマスコミの看板を掲げた車が堂々と割り込んだら大いに批判したくなる気持ちは大変よく分かります。
 スタンドの状況として,ハイオクとレギュラー,軽油がそれぞれ系統ごとに並んでいたのか,それとも道路の都合上それが叶わなかったのか,それは分かりません。
 ですが,被災地はガソリン等が不足しがちで,その限られたパイを巡って並んでいるところに,割り込みで現れたというのは,マスコミでなくても当然批判されてしかるべきでしょう。

 次に,弁当騒動ですが,局の謝罪を見る限り,弁当の入手についてはきちんと並んで購入したのだから問題ないという枕詞を付けています。
 これは,あたかも上記のガソリン割り込み騒動と自分は違うのだといわんばかりの主張のように思えますが,この枕詞は大いに的外れだと思います。
 ガソリン騒動で理由中に書いた「限られたパイ」ということが大きな問題で,被災地にある物資は基本的に被災者達が使うべきものであって,外から来た人達は自分のものは自分でまかなうべきだと思います。
 被災者達はただでさえ震災で苦しめられているのですから,そこに迷惑をかけないというのは当たり前の話であって,外から来る人達は被災者の得るべきものを減らさないということは徹底されるべきことでしょう。
 東日本大震災のボランティアが迷惑をかけたという話はちらほらと耳にする話ですが,その原因の一つとして,ボランティアが被災者の食料や水,寝床を占拠したということがありました。
 被災地の限られたパイを考えれば,外からやってきた人達が持ってくるものでまかなうことが可能なものを現地調達するというのは倫理的に許されないのではと思っています。
 その意味では,ガソリン等の燃料は,法律上携行缶を持ち込むのに色々と制限があったりするので,被災地での不足状態と相談の上で現地調達はある程度やむを得ないと思うものの,食料については単なる準備不足の域を出ないと思いますので,批判されるのはやむを得ないと思います。
 ですから,局の謝罪理由を読む限り,物事の本質が見えていないと思わずにはいられませんでした。

 ただ,このような人達はマスコミのすべてではないと思いますし,ではマスコミがいなくなった方がよいのかと言えばそうではないと思います。
 SNSで上がった映像と,マスコミの上げた映像を比較するに,やはりそこにはアマチュアとプロの差は歴然として存在し,この対比によってむしろマスコミというのは必要な存在であろうと思うところも大いにありました。
 ですから,多少問題があったとしても,それでマスコミ全体への批判とするのは行き過ぎなのかもしれないとは思いました。

 とはいえ,現地に入っているマスコミ関係者の数が多ければ多いほど,その分準備すべき物資も多く必要となりますし,質が低下することも否めないとは思います。
 また,映像を見ていると,無用にヘリがよく飛んでいるところを見かけますが,ある程度の空撮は必要とはいえ,例えば自衛隊が作業しているところの映像で「ブルーシートがかかっています」などという実況は必要なのかと思ったりもするわけです。
 もちろん適切な人員配置というものがあるでしょうし,安易に人員を減らせと言うのも難しいのでしょうが,今回問題提起されたものは氷山の一角であって,問題のあるマスコミ関係者をもっと注視して探せばもっとたくさんいそうな気もするのです(探したところで有益な活動ではないのですが。)。
 そうなると,マスコミ各社においては,せめて適切な人員配置を見直す必要はあるのではないかと思ったりもします。

 このような震災報道はマスコミの使命の一つでしょうし,多くの方々は非常に頑張って,使命感を持って対応されていることもよく分かります。
 ですから,安易にその報道姿勢や体制を減少させることは考えづらいでしょう。
 しかし,かつてと違って,マスコミは批判する側だけでなく,批判される側にもなっているのですから,その点を踏まえて今一度体制を見直すべき時期が来ているのではとは思いました。


 今日の阪神ですが,ようやく連敗から抜け出せました。

 非常に藤浪さんがぴりっとせず,5回7安打4失点5四死球と乱調でした。
 制球もよくないようで,球数も5回終了時で100球を超えていました。
 前から何度も言っているように,藤浪さんは自滅さえしなければ勝てる投手ですが,藤浪さんの弱点は制球にやや難ありというところですから,そこが顔を出してしまったというところでしょう。
 特に,点をとってもらった直後にすぐ取られるという展開が多く(ヤクルトさんも同じでしたが。),そのような投球は野手の信頼を失いかねないものだろうと思いました。
 将来のエースですから,このような投球をあまり見せてもらっては困ると思いました。

 一方,打つ方ですが,今日も打線を大きく入れ替えて臨んだ試合でしたが,正直言って試合を決めた5番鳥谷さんが当たるとは思いませんでした。
 出塁率は高いものの打てておらず,打点の要求される5番にこれほど向かない選手がいるのかと思いましたが,それでも決勝打を打ったところはさすがだと思いました。
 鳥谷さんが打ってくれたからこそ,そこからできた流れで一気に4得点ですから,今日のシーソーゲームを取れた立役者は鳥谷さんをおいて他にいないでしょう。

 また,大和さんが2番センターでスタメン登場しました。
 大和さんの守備力がチーム1であることはいうまでもなく,今日のように2安打も打てるのであれば彼を使わない理由は全くないと思います。
 特に,福留さんがスタメン落ちして守備力を落としている阪神にとって,大和さんを起用することで守備力を補えるならば,それはチーム構成から見て非常によい起用だと思います。

 一方,高山さんについては,一度本格的な治療も検討してもらいたいと思います。
 先日の右肘の問題が出てからほとんど打てておらず,明らかに右肘関連の影響が出ているように思います。
 彼の素材を考えれば,今無理をさせてよい選手ではないですから,もう少し大事に使ってもらえないだろうかと思いました。

 投手については,ドリスさんが初の一軍登板でしたが,今のところなかなか良さそうです。
 決め球に外角低めのフォークを多用するところはもう少し配球の工夫をしてもらいたいとは思いますが,それでも自慢の速球がいいですし,何せよ投球テンポもよかったです。
 あのようにぽんぽんとリズムよく投げてくれると,守っている野手もやりやすいのではと思ったりしました。
 あとは,問題といわれた制球難がどこまで顔を出さないでいてくれるのかというところでしょうか。

 とりあえず,連敗は脱出したものの,まだまだ3連敗の借りは返せていないので,これから大いに挽回してもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 00:00
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