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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,自転車レースで替え玉が発覚して失格したというものがあったので,取り上げてみました。

 このレースは群馬の赤城山で行われたヒルクライムレースでした。
 このうち,60歳以上の部のレースに30代の選手が出場して優勝してしまったといいうことでした。
 しかも,2位から3分11秒も差をつけてしまったということでした。
 本来あるチームの60歳代の選手が出場する予定だったとのことですが,出場できなくなったため,「誰かが代わりに走ればいいのではと軽い気持ち」で同じチームの30代の選手が替え玉で出場したとのことでした。
 この件が発覚した後,この選手は失格となりました。
 市のスポーツ課は,前代未聞の不正として,今後は何らかの対策を講じることも検討しなければならないと話しているそうです。
 なお,この発覚の経緯は,チームの代表が,不正が発覚して後々出場できなくなったら困ると思い直して,レース後に申告したということでした。

 この記事を見ていて,そもそもスタート段階で気づかないものかと思いました。
 特に,自ら申告して発覚したということで,本当に誰も気づかなかったのかと思ったのですが,よくよく考えてみればおそらく出場選手はみなヘルメットにサングラスで顔が分からず,出場選手が多いとなると一人の選手が突出して若いか等と考えもしないのかもしれないと思いました。

 ただ,ゴール時点で,相当引き離して優勝してしまったのですから,この時点で気づいてもよいのではと思いました。
 例えば,優勝者に話を聞きに行ったりするというのであれば,その場合に気づいてもいいようにも思うのですが,そのようなこともなかったのでしょうか。
 このような大会の実情はよくわからないのですが,出場選手にあまりにも関心がないのかと端から見れば思ってしまいました。

 この事件を見ていて,このような替え玉が今回が初めてなのかと訝しく思いました。
 この事件も結局自己申告で発覚したというくらい誰も替え玉に感心がないのですから,これまでも同じような事件があったときに誰も気づかずに発覚しないで終わってしまったということもあったのではと思いました。

 というか,根本的な問題として,替え玉で出た人が目立ってはいけないはずなのに,優勝してしまった,しかもぶっちぎりだったというのは,おそらく替え玉がばれたらまずいという自覚なく,楽しく走ることに注力していたからなのだろうと思いました。
 これを見ていると,この替え玉で走っていた人は,おそらく自転車が好きなのだろうと思うのですが,それにしてもあまりにも立場が分かっていなくて,30代なのに何だかなと思ってしまいました。


 野球シーズンが終わりに近づき,阪神も選手の引退や獲得希望に関する話が出てきました。

 まず,FAで阪神にやってきた鶴岡さんが引退するとのことでした。
 鶴岡さんは,当初は人的補償で正捕手をとって横浜さんの戦力減を狙ったといわれていましたが,それどころか藤井さんと並んで阪神の捕手問題を多少解消してくれた貴重なベテラン捕手として活躍してくれました。
 正直言ってこれだけ頼りになるとは思っておらず,これだけやってくれたのであれば私は人的補償としてやってきた選手の中では十分成功の域にあると思っています。

 獲得の話が出ている選手としては,FA宣言予定の陽さん,糸井さん,平田さんやアメリカに渡った村田さんでしょうか。
 今の阪神の補強ポイントは,打てる打者だと思うので,その意味では個々に挙がった野手3名はいずれも大変魅力的です。
 特に,陽さんは守備と足があるだけでなく年齢もまだ若いですし,かなり魅力を感じますが,昨日も述べたように阪神の停滞したときの雰囲気に流されなさそうな糸井さんがもっともほしいように思いました。
 村田さんについては,今季は結局安定して揃わなかった先発6枚の一角を担ってくれれば非常にうれしく思いますし,できれば来て頂ければなと思っています。
 阪神はこの手の話題がよく挙がる球団ですから,彼ら以外にもこれからどれだけの選手の獲得可能性の話題が出てくるのか分かりませんが,阪神の真骨頂はこれからどれだけの話題が出て盛り上がってくるのかということですから,私は楽しみにしています。

 ストーブリーグも楽しみにしていますが,それよりも残り試合を楽しませてもらえるよう期待しています。
 岩貞さんが明日登板するようですし,能見さんを継ぐ者として大いに活躍を期待しております。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:49
2016.09.29 Thursday
 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,ジョジョの奇妙な冒険が映画化するというものを見ました。

 ジョジョの奇妙な冒険は大変な長期連載の人気作品で,私が小学生の頃には気づいたら既にジャンプで連載していたという,私の中ではこち亀と同じくらいいて当然というような作品です。
 初めて読んだ時には子供ながら絵が受け付けなかったのですが,年を経てから読んでみると子供向けにしていたかのようなしょうもないやりとりがあったり,子供じみた狂人がおかしく書かれていたり,文句なくかっこいいキャラがいたり,敵キャラも魅力的であったりと,短文では語れないほどの魅力を持った作品であると気づきました。

 このような作品となれば,当然ファンも非常に多く,私が想像している以上に世間ではジョジョフリークが多いようで,特に独特なポーズや名言などは古い時代に使われていたものでも未だ流通しているという人気ぶりです。
 この中でも人気なのは3部,4部,5部,7部のようですが,個人的には2部が好きです。
 スタンドが出始めた3部はまだ理解できる能力が多かったのですが,シリーズが進むにつれて話をおもしろくするためなのか,単純な能力ではなくより複雑になっていきすぎてしまって,一読しても何が能力の核心部分なのか理解できないというものが増えてきました。
 私は,単純なものにこそ機能美があると魅力を感じる傾向が強く,その意味ではスタンドは3部のものがよい,できればスタンドがない時代の方がおもしろかったと考えています。
 そうなると,2部は波紋の力を軸に,ジョセフが策略を巡らせて戦っていくということで,私の好みには合うことになります。
 また,3部以降は難敵が出てきてそれを工夫して倒すなどとシナリオがパターン化している傾向が見受けられることもありましたが,その点2部はパターン化していないシナリオであったため展開がおもしろかったと思います。
 問題は尊大なはずのラスボスが,実際に戦うという時になったら異様に小物だったということですが,そこはそれまでの展開を考えれば十分目をつぶれると思っています。

 さて,私の語りは横に置いておくとして,そんなジョジョが実写映画化するそうです。
 実写化するのは4部,監督とキャスティングも公表され,ロケ地はなぜかスペインだとか。

 私は,最近非常によく見られる漫画の実写化は非常に反対しており,この映画もよほど評判がよくなければまず見に行くことはないだろうと思っています。

 確かに実写化は作品を見ている中での一つの夢であり,幻想の世界を具現化するとどうなるのかというのは興味がないわけではありません。
 ですが,漫画などの抽象度の高いものは,個々の読み手において作品の解釈が異なっており,例えば世界観やキャスティング,舞台設定,動き,声といった一つ一つのものについて個々の希望が変わっていると思います。
 この手の映画を作る際には,その読み手の最大公約数を反映して作らざるを得ないと思うのですが,そうなると無難な出来になってしまうことは否めないと思うのです。
 また,映画の尺の都合上,どうしても削らねばならない箇所は出てきますが,そこが原作を好きな人にとってなぜ削ったのかと議論になることもしばしばあり,編集の仕方一つとっても物議を醸したりします。

 一方,そのような呪縛から解き放たれるため,舞台設定は原作のものを用いることとして,脚本家がオリジナルストーリーを作ってそれを実写化するという考えもあろうかと思います。
 ですが,それはよほどうまくやらねば作品の世界観を破壊してしまうことにもつながりかねず,こんな出来になるのならなぜ原作に忠実に作ってくれなかったのかという作品をこれまでも数多く見送ってきました。

 かつても北斗の拳やシティハンターの問題がありましたし,数年前は忍者ハットリくん,ゲゲゲの鬼太郎,ドラゴンボール等の件もありました。
 最近でもこち亀や宇宙兄弟,進撃の巨人,テラフォーマーズ等,ちょっと思い出しただけでも色々と挙がってきます。
 いっそ地獄甲子園のように,もはや原作も壊れていて,脚本家も好き勝手に壊しましたというのであれば別に納得するのですが,それは原作が壊れているから許されることと思います。
 その系統でいけば,銀魂の実写化は期待していいのかもしれません。
 ですが,私は保守的なのかもしれませんが,原作が名作であればあるほど実写化という冒険をすることは成功率が低くなってしまうことはやむを得ないと思います。
 原作のネタ不足という問題もあるのかもしれませんが,そろそろ漫画の実写化は控えるという流れにならないものかと思ったりしております。


 パリーグは日ハムさんが優勝しました。
 大谷さんが完封勝利で10勝目ということですが,打者としても打率3割2分,ホームラン22本と阪神にいれば中軸になることは間違いない数字ですから,本当にすばらしい選手なのだろうと思います。
 才能に恵まれた人がたゆまぬ努力をするとここまでできるのかと思うと,本当に頭が下がります。

 日ハムさんは最大11.5ゲーム差をひっくり返しましたが,正直言ってソフトバンクさんが優勝を逃すとは思っていませんでした。
 しかし,途中からの失速ぶりはどうして発生したのか理解できないレベルのものであり,私自身それをうまく説明しづらいです。
 もちろん主力を怪我で欠いたことはあるのですが,それでも層の厚さを考えればソフトバンクさんが順当に優勝するだろうと思っていただけに,あの戦力で何が問題になったのか,私は非常に興味があります。
 それは,戦力に劣るチームが勝るチームを倒す方法ということのヒントになると思われ,来季の阪神においては是非とも参考にしてもらいたいものです。

 阪神ですが,マテオさんとサターホワイトさんについては残留の方向で調整をするそうです。
 特にマテオさんは,怪我で二軍落ちして復帰して以降は非常に成績がよく,この投手を手放す理由は阪神には全くないと思います。
 また,ドリスさんは帰国し,これから手術だそうで,その経過を見るまで来季契約は保留のようですが,それでもドリスさんが今季ほどの活躍が見込めるならば絶対に確保しておくべき選手だろうと思います。
 ドリスさんはまだ若いですし,この選手を阪神がうまく育成していければ,おそらく去年まで相当苦しんだ中継ぎ問題は大きく解消されると見込まれます。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:04
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