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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,特殊詐欺グループが検挙されたニュースがあったので,取り上げてみました。

 この詐欺グループは,高齢者に対して息子を装って,病院で小切手の入った鞄を盗まれた等と嘘の電話をして現金100万円〜200万円をだまし取ろうとしたとして逮捕されました。
 逮捕された容疑者は2名で,今のところともに容疑を否認しているそうです。
 警察がこのグループの味アジトのきっかけを知ったのは,トイレが詰まったということからでした。
 8月上旬,マンションのトイレがシュレッダーにかけた書類が流されたことで詰まったということがあったそうです。
 そこで,管理人が水漏れの疑いで110番通報をして,警察が詰まった書類を調べたところ,特殊詐欺のメモ類だった疑いが強まったとのことでした。
 その後も詐欺グループがアジトを移転して犯行を続けていると見て,警察が捜査を進めていたとのことでした。

 このニュースを見て,未だに振り込め詐欺等は収まっていないのだと改めて思いました。
 私は職業柄振り込め詐欺をよく見るのですが,毎度似たような手口であるものの,内容が微妙に異なるため,そういったところから電話を受けた高齢者の側も油断して応答してしまったりするのでしょうか。
 被害が止まらないからこそ犯行も続くのだろうとは思いますが,今後もこの手の事件に対する警戒は継続しないといけないということでしょう。

 しかし,管理人はよく警察に連絡したものです。
 水のつまりがあったとすれば,通常は水道関連の業者に連絡をして修繕してもらうくらいまでだろうと思うのですが,警察に連絡したというのはそうしようと思うような不審な状況があったとのことでしょうか。
 また,業者を呼んでつまりをとった後,その原因を管理人側が確認して,怪しいと思った上で警察に通報したのでしょうか。
 いずれにせよ,振り込め詐欺が止まらない現状では,このような協力が犯罪の抑止につながっていくものだと思いました。

 私は仕事上振り込め詐欺の加害者側について国選弁護を行ったことが何度もありますが,犯行において演じた役割がそれほど大きくないとしても,1件当たりの被害額が大きいため,前科なしでも実刑になるケースをよく見ます。
 演じた役割が小さい人の場合,一度の犯行協力で得られる金銭は検挙された時に問われる責任に比較すると全く割に合わないというものをよく見ます。
 もちろん検挙されなければ経済的利益を受けられるということでやってしまうのかもしれないのですが,是非とも割に合わない犯行であるということを世間によく知ってもらいたいものです。


 今日の記事を見ていたら,阪神が新外国人の候補として何名かをリストアップしているというものがありました。
 阪神の需要はいうまでもなく,長距離砲であって,かつ三塁が守れる選手です。
 今回リストアップされたのは,アレックス・ゲレーロさんという昨季メジャーで11本ホームランを打ったスラッガーで,外野だけでなくサードも守れるという選手,韓国リーグで活躍している三塁手であるルイス・ヒメネスさん,3Aで高打率をマークして外野手ではあるものの三塁も守れるオコエ・ディクソンさんだそうです。
 正直言って,三塁を専門に守れる人がほしいのであって,外野がメインで三塁も守れるというのは私は危ない兆候があるのではないかと思っています。
 もしもホームランが打てて三塁も守れるというのであれば,そもそもメジャーが手放さないと思われ,そうであればこそ外野手がメインで三塁も守れるという選手は基本的に三塁の守備力が危ないのではという危険を感じてしまいます。
 ですから,挙がっている選手の中では,韓国リーグで活躍しているヒメネスさんなどが現実的なのではないかとは思うのですが,実際にどのような選手かも分からない以上何とも言い難いところです。
 大山さんは育成まで数年は見るべきですから,そうなると来季の三塁手はどうするのかというのはなかなか難しい問題だと思います。

 また,別の記事を見ていたところでは,糸井さんを獲得した場合,人的補償で阪神の期待の若手選手や中堅選手が抜けていってしまう可能性があるという記事も見ました。
 この点は私も多少覚悟はしていたのですが,あるサイトにあったプロテクトから外れる候補一覧を見ると,非常に厳しいものを感じずにはいられませんでした。
 もちろん,その一覧は誰かの予想に過ぎないのですが,かといって私が考えてもやはり何名か期待の若手や中堅選手をプロテクトしきれないといわざるを得ません。
 このような悩みは,数年前の阪神にはなかったと思います。
 それは,今季の阪神において,若手等をふんだんに起用してそれなりに育成方向にシフトしたからこそ,プロテクトしたいという選手が単純に増加したのだと思いますし,ある意味金本監督の功績でしょう。
 ですが,一方で,人的補償となれば,この人材が他球団に行ってしまうと考えると,色々と惜しいと思う選手が多くなりすぎて,非常に悩みが不快ものです。
 糸井さんは,年齢はそれなりに経過してしまっているものの,身体能力は極めて高く,特に横田さんは同系統と思われるので見習う点が非常に多いのではないかと思っています。
 それだけに,糸井さんを獲得できるのであればしたいですし,今季のふがいない成績を考えればある程度の血を流すべきとも思っています。
 ただ,それでも育ってきている若手等の放出を許してしまうのかと思うと,本当に悩ましいものです。

 日本シリーズですが,非常に実力伯仲の試合が続いていて,想像以上におもしろい展開です。
 ただ,3戦目から5戦目まで,序盤から中盤にかけて1点を取り合い,後半で点をとられて負けてしまうという展開が一緒なのは,デジャブを見ている気分になります。
 また,自分のホームゲームでは勝てているものの,アウェーでは勝てないという展開を見ていると,2003年の阪神とソフトバンクさんの日本シリーズを思い出します。
 あの時も,自身のホームゲームのみお互い勝利を挙げられ,内弁慶シリーズなどとも呼ばれましたが,あの時は阪神のホームゲームが4試合だったら等と思ったものでした。
 今回も今のところは同じような展開で,果たしてこの展開を繰り返すことになるのか,そこも見所だと思います。
 両チームとも応援に熱が入りますし,特に広島さんなどは久方ぶりの日本シリーズですから気合いの入り方も違うでしょうから,相手チームもなかなかいつも通りの力を出すのが難しいのかもしれません。
 そういったところがどのくらい影響をするのか,同じ熱狂的応援を擁する阪神の視点から楽しみに見てみたいと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
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