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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,文部科学省が,学校現場の過重労働が問題になっていることへの対策の一つとして,業務改善アドバイザーを希望する養育委員会に派遣するという発表したというものを見たので,取り上げてみました。

 昨今学校教員の負担が非常に大きくなっていておりますが,文部科学省としては派遣を希望する教育委員会の下にアドバイザーを派遣するという事です。
 教育委員会は,アドバイザーの助言を受けながら,様々な負担軽減策に取り組むということで,例えば事務処理を効率化するシステムの導入や,学校ごとに行われている事務の共同化などの対策が実施される見込みとのことです。
 業務改善アドバイザーは,大学教授や民間企業のコンサルタントなどから約20人が選ばれる予定とのことです。

 この業務改善アドバイザーですが,大変批判が噴出しております。
 というのは,現場としては,学校教員の負担を減らす最善の方法は人員を増やすことであると考えているところが大半であろうに,アドバイザーがやってきてどうなるのだということがもっとも強い批判のようです。
 特に,教育実務の現場を知らないアドバイザーがやってくることで,その不要な助言によってより負担が増加することが懸念されているようです。

 個人的には,確かに小さなことでも共有できる記録を作っておいたり,長くかかる業務を短縮したりすることによって業務効率化を図って負担を減らすという試み自体は大変大事なことのように思います。
 以前日本年金機構の事務所のいくつかのところは未だにイロハ順を用いているということを取り上げたことがありますが,それに不慣れな人からしてみれば毎度毎度業務への取り組みに難渋するわけで,それを効率化することによって業務時間や労力が大幅に軽減される古くからの慣習というものは古い組織であれば多くあったりするのではと思っています。
 ですが,もしもそういったものを導入しようというのであれば,文科省や県の教育委員会等の中央の方からシステム面を構築して地方に伝播させればよいのではないだろうかと思います。
 また,アドバイザーにそれを実行させようとしても,20名足らずではどのくらいの規模で改革を進められるのかいささか疑問であり,教員の負担軽減策としては焼け石に水という表現が当たるように思います。

 もちろん個別の視点から業務改善について検討して直していくという試みは大事であろうと思います。
 ですが,最大の問題点は,教員の業務が,各教科の教育業務はもちろんのこと,生活指導,部活,進路指導まで多岐に及び,かつ過去の裁判例にも照らして以前よりもきめ細やかな注意義務を課せられることとなったことだろうと思っています。
 多岐にわたる業務ときめ細やかな注意義務を達成することが多くの教員にとって重大な負担があるというのが最大の問題点であることは分かっているのですから,それを改善する方法は処理する作業量を減らして集中させることに尽きるのだろうと思います。
 そして,処理する作業量を減らすためには,部活等の作業対象を減少させるか人員を増員させるかいずれかになってしまうのですから,その辺りを改めて検討すべきであろうと思います。

 先日,財務省が,教員定数を削減するという案を出し,文科省が反発したという記事を見ましたが,国家財政の問題からいえば安易に教員増大を図るわけにもいかず,アドバイザーは苦肉の策なのだろうと思います。
 ですが,もう少し何かないものかなと思ってしまいました。


 阪神の高山さんですが,パワフルプロ野球というゲームでの守備評価について悪いものを付けられてしまいました。
 S〜Gまでという評価の中,肩はD,守備力はFということでした。
 去年はリーグ外野手ワーストの6失策を記録してしまい,守備査定がずいぶん下がってしまったのだろうと推測されます。

 昔はパワプロはずいぶんやりまして,1日に1度は阪神で読売狩りをしてから寝るのが日課だった頃もありました。
 あれからずいぶん時が経ってしまったので,今更最新版をやろうとしてもシステム等が変わっているでしょうし,それに順応するのに時間がかかってしまいそうです。
 ただ,時々昔のパワプロを見てみると,こんな選手が活躍していたと懐かしくなります。
 2003年の赤星さん,今岡さん,金本さん,濱中さん,アリアスさんらが引っ張って行っているチームは,ずいぶん前に久しぶりにやった時には本当にじんわり来るもので,年をとったなと思ったりします。

 このパワプロ査定,どこまでリアルなのかは何とも言い難いですが,それでも割と的を射ていたりするという認識です。
 高山さんの打力については,打率2割7分5厘,ホームラン8本を踏まえて,ミートD,パワーDとなっており,この辺りは順当であろうと思います。
 また,得点圏打率3割7分7厘が評価されて,チャンスA,固め打ちが付いているというのは非常によく見ていると思います。
 反面,対左投手F,三振が付いているところも悔しいながらそうなのかと思ってしまいました。

 そんなパワプロ査定で付けられた守備力ですが,個人的には仕方ないと思っています。
 高山さんは,打力はバットコントロールやパワーなど既に一流の域に達していると思いますが,守備力についてはプロの選手の水準には達していないように見受けられるので,この評価は受け入れざるを得ないように思います。
 せめてD評価が付くようになってくれれば安心して見ていられるようになると思うので,とにかく守備をもっと頑張って磨いてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
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