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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,滋賀県のほこらから地蔵菩薩が盗まれたというものがあったので,取り上げてみました。

 地蔵は地区の自治会が管理する集会場の広場にあるそうですが,住民が掃除に訪れた際に地蔵がないことに気づいたそうです。
 ほこらにあった賽銭はあらされた形跡がなかったものので,隣接する集会場の壁に取り付けられているコンセントが壊されていたそうです。
 地蔵は高さ50センチ,重さ10キロほどだそうです。
 地蔵が設置されてから少なくとも30年以上経っているそうで,設置以前は地区に地蔵はなかったそうです。
 警察署員が調べたところ,ほこらの側面や正面の柱に,釘のようなものを使って「日本死ね」と書かれているものが見つかったそうです。
 市内の寺社仏閣では,昨年11月にも鳥居や門に「日本死ね」などと落書きされる被害が相次いだそうです。

 まず,犯人は地蔵を盗んだようですが,賽銭に手を付けていなかったので,金目当ての犯行ではないのかもしれません。
 もちろん,賽銭程度のお金に敢えて手を付けなかったということはあり得ますが,それでも地蔵という換金しづらそうなものを盗んでいったとなると,お金目当てであったと思いづらいです。
 これと落書きの存在の2つを考えると,お金よりも神道や仏教,日本に対する攻撃というように思われます。

 しかし,落書きの内容を見ると,去年の流行語大賞を思い出します。
 流行語大賞発表当時も,「日本死ね」という言葉は本当に流行ったのか,この言葉を大賞として許容すること自体がよろしくないのではないかという話が大いに出ていましたが,このように悪意をもってこの言葉が使われるところを見ると本当に大賞として取り上げてよかったのだろうかと改めて思います。
 大賞選考後,不適切という話に対しては,実際に流行したのだからよい,政治的なメッセージの一つと解釈すべきなどと反論があって,大賞選考自体に問題はないと説明されていたと思いますが,「死ね」という極めて不穏当な単語が世間で許容されてしまうきっかけになるのではないかという懸念もありました。
 そして,今回の落書きを見ると,私はその懸念があたってしまったのかもしれないというようにも思いました。
 この落書きは政治的メッセージでも何でもないただの犯罪者の犯罪行為ですから当然許容できないものですが,それでもこんな風に使われてしまうと市民権を得た言葉のようにも見えてしまうもので,結果論ではありますがあの大賞はよくなかったと思いました。
 もちろんどんなものでも犯罪などに使われてしまうことはあるでしょうが,より使われやすい言葉を使うのはやはりよろしくないでしょう。


 阪神ドラフト1位の大山さんですが,掛布さんから打撃技術とセンスが絶賛されました。
 掛布さんがいうには,癖がなく,綺麗な形で,かつ打撃ポイントを前にもっていてしっかりと前さばきができているということでした。
 掛布さんがいうには,西武さんの中村さんのようなセンスを感じるという事でした。

 現段階では数割引いて話を聞かないと,期待を持ちすぎて後でがっかりさせられてしまいます。
 特に,大山さんについては情報がなさ過ぎて,聞こえてくる絶賛を信じる以外にないのが実情です。
 ただ,掛布さんの評価といえば,去年高山さんについて,バッティングを一目見ただけで,ボールのとらえ方,対応力がすばらしいと太鼓判を押し,結果としてその評価のまま新人王を獲得したので,その見る目は信用がおけるものだと思っています。
 今は夢を見させてもらう時期ですが,阪神期待の右の長距離砲がついにやってきたのではと大いに楽しみにさせてもらうことにします。


 江越さんですが,平田チーフコーチから,練習だけ見たら3億円プレーヤーだが,現時点では3歩出遅れていると評価されました。
 確かに,江越さんは,長打力,足,守備は申し分ない選手ですが,問題はなかなかバットに球が当たらないことです。
 打率さえ上がれば彼はクリンアップを打てるはずなのに,本当に惜しいと見るたびに思います。
 個人的には,糸井さんか福留さんからポジションを奪えるのは江越さんだろうと思っているのですが,そうなるためには少なくとも打率を2割6分から7分に乗せてもらわないといけないだろうと思います。
 確実性が江越さんの課題だと思いますので,今年はその力を発揮してもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:51
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