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 こんばんは。


 今日はセンター試験1日目が実施されましたが,この時期になると昔私も受験したことを思い出すものです。
 その当時からセンター試験は,推薦ではない入試の開幕戦のような意味合いがあり,特に国立大学受験においては非常に重要な意味を持つこととなります。
 一発勝負という意味では不平等といわれることも聞きますが,個人的には社会に出たら不平等なことがたくさんある中で他者からの手心の介在が少ない状態で学力で優劣を競うこの受験というイベントはある意味社会の中でも数少ない平等性の高いイベントだと思っています。
 それだけに,人生がかかっている人も多いと思うので,天候等で大変な思いをされている方々も多いと思いますが,何とか気張ってやってもらいたいものです。

 さて,今日のニュースを見ていたら,そのセンター試験の地理Bで回答が極めて困難な問題が出題されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この問題は,フィンランドに関するアニメは何かというもので,正解にムーミンを選ぶべき問題だったということです。
 今時の受験生はムーミンのアニメを見て育ったわけではなく,ムーミンがフィンランドと関連していると知っている受験生がどれだけいたのかといたのかと物議を醸しております。
 本来大学受験は,高校での学力の習熟度を試すものであるならば,教科書を勉強しただけでは解けない問題が出題されること自体が問題だという考えが背景にあるようです。

 私は,これまで大学受験だけでなく,当時日本最難関といわれた旧司法試験も経験したので,他人よりも若干は受験についていろいろと語れるものがあるとは思っています。
 その上で,このような勉強を頑張っても解けない問題が出題されることは非常に腹立たしいと思う気持ちはよく分かります。

 一方,この手の問題はある一定レベル以上の私立大学では散見されます。
 そのような時に戸惑ってしまうことが懸念されますが,私の経験上一つ言えることがあるとすると,この問題が正解できなかったとしてもあまり合否には影響しないということだと思います。
 というのは,受験というのは,みんなができる問題は正解できなければなりませんが,みんなができない問題は正解できなくても良いからです。
 もちろん一問でも多く正解できた方が合格に有利なのはいうまでもないのですが,それでも目指す大学の合格者が正答できる問題を外さなければ合格できるものです。
 きちんと勉強していれば,正答できなければならない問題と,勉強してもできない問題は割と区別できるもので,勉強しても出来なさそうな問題は初めから後回しにしてしまうというのが正しい戦略だと思います。
 ですから,問題は合格者が正答するべき問題をどれだけ正解できるかであり,それが出来なかった時にショックを受けるべきで,そうでない問題が出来たとしても運が良かっただけというべきだと思います。

 この手の問題の問題点は,どう考えても解きようのない問題が出た時に思考が固まってしまって次の問題に進めなくなってしまう事態があることです。
 これは,社会等の知識問題であれば次の問題に進んでから後に戻ると考えればいいですが,数学のように次の問題が初めの問題に関連するような出題のされ方をされてしまうと非常に焦ることになるかもしれません。
 ただ,何度も言うようですが,そのような問題を見たとしても別の受験生ができないならばそれで落ちることはないと割り切るべきでしょう。

 このブログを受験生が見ているかどうかは分かりませんが,とにかくムーミンの問題ができなかったとしてもこれで落ちる可能性は高くはないと割り切ってもらいたいものです。



 阪神に在籍していたマートンさんが現役を引退したという記事を見ました。
 マートンさんは,これからはカブスさんの編成部門補佐に就任するということです。

 マートンさんは,阪神の助っ人外国人史上でも相当上位に位置する優良助っ人でした。
 非常に研究熱心で,高い打率を誇り,何度となくチームに勝利をもたらしてくれました。
 また,ファンサービスも良い選手で,そういうところでもプロ意識の高い選手だったともいます。
 一方,打てる時と打てない時のムラが大きく,感情の起伏も大きかったり,緩慢な守備もしばしば見受けられました。
 阪神を去った後はあまり話題に出てきませんでしたが,引退と聞くと非常に寂しい気持ちになります。
 まだ35歳ということで,まだまだ活躍できそうな気もしなくもないのですが,現在の状態は分かりませんし,本人の判断ですから,お疲れ様というしかないところです。

 これだけの阪神の功労者であれば,できれば阪神で引退試合をさせてあげたいとも思うのですが,チームを離れてから数年が経つのでさすがに難しいのでしょうか。
 カブスさんということでいいところに就職してしまったため,なかなか阪神にやってくるということは難しいのかもしれませんが,できれば何らかの形で阪神に携わってもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 20:23
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