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 こんばんは。


 今日は,富山で,警察官の拳銃が奪われて撃たれてしまうという重大事件が発生しました。
 詳細がまだわからないので,ここではあまり触れるつもりはありませんが,私は仕事上,日頃警察官が拳銃を携帯しているところをよく見かけるので,時々警察官が襲われて奪われたらどうなるのだろうと思ったりもします。
 もちろん多くの警察官は奪われる隙もないのだろうと思うのですが,今回のように悪意を持って交番にやってくる者がいる場合にはどう対処したらいいのか,その点も考えないといけないのかもしれません。


 今日の記事を見ていたら,鰻丼に関するものがあったので,取り上げてみました。

 鰻といえば,最近不漁とよく耳にしまして,絶滅危惧種ともいわれています。
 そんな中でも,土用の丑の日には日本中でみながこぞって食べようとするということもあり,なかなかどのようにして鰻を何とかしていくのかというのはこのところずっと大きな懸案事項になっていると思います。

 そんな鰻丼について,今日の記事ではカタログ通販でキャッチコピーとともに取り上げられていました。
 そのキャッチコピーは,「資源回復をめざして食べて応援。」というものでした。

 これを見て,正直言ってよくわからないと思いました。

 まず,「資源回復をめざして」という言葉からは,鰻が上記の通り絶滅危惧種であることを意識していることがわかります。
 すなわち,鰻が絶滅危惧種であればこそ,鰻の数を増やして絶滅危惧種でないようにするというのが「資源回復」ということなのでしょう。

 一方,「食べて応援。」という点ですが,このうち「食べて」は鰻の消費を促す言葉であり,前段の「資源回復」とは相反する意味のものと考えられます。
 ところが,「応援」というのは,「資源回復」を促進するという語義でしょうから,「食べて」という言葉と「応援」という言葉は矛盾するのではないかと思われます。

 この言葉を見て,普通に思ったことは「食べたら減るだろう」というものでした。
 もしかしたら,鰻に関する知識を身につければ,この言葉が実は本当に鰻の数の回復につながるメッセージに読めるのかもしれませんが,キャッチコピーを目にする多くの人は無知でしょうから,一定程度の知識ありきでは広告としてはよくないように思えます。

 せっかく商品として取り扱う以上,売上促進のキャッチコピーを付けることに何らの問題はないと思います。
 ただ,せめて短いキャッチコピーのセンテンスの中で矛盾することのないものを発信してもらいたかったように思いました。


 今日の阪神ですが,久々に勝利しました。

 今日は,メッセンジャーさんが先発として素晴らしい役割を果たし,陽川さんがこのメッセンジャーさんの活躍を見殺しにしない見事なホームランを放ってくれました。

 メッセンジャーさんですが,4回には失策がらみで1アウト1塁3塁というピンチに出くわしたものの,連続三振で切り抜け,そこからは8回6安打無失点という好投でした。
 不調すぎるチームにおいて,中継ぎもよくない中,8回無失点というのはまさにエース,チームの支柱というべき活躍ぶりでした。
 エースに頼らざるを得ないチーム事情は情けない限りですが,それでもここで仕事をしてくれるエースは本当にありがたい存在です。

 その次を継いだドリスさんは,前回登板で大量失点した汚名を返上して,今日は無失点で終えられました。
 ヒットで出塁を許したところでは,やはりまだあまり調子がよくないのかと不安にも思いましたが,その後はヒットも許さずに終われましたし,こうして成功を一つずつ積み重ねていければまた前のように活躍してくれるようになってくれるのではと期待することにします。

 陽川さんについては,ホームランの前にはファウルフライになるところを横浜さんの一塁手中川さんが落球し,その後ホームランとなりました。
 こうしてみると,エラーというのは流れを作ってしまうものだとしみじみ思います。
 また,陽川さんは,9回も長打から打点を上げましたし,非常に調子がいいと思います。
 いずれ調子が落ちてくるのだろうとは思いますが,それでも好調のうちには大いに使ってチームを向上させてもらいたいと思います。

 今日の勝利で最下位は脱出しましたが,それでも最下位はいつでも隣にいるような感覚であり,まったく油断できるものではありません。
 明日は藤浪さんが投げますが,前回登板で精神的に落ち着かせるようなルーティンの仕草を見せていたので,それが元で乱調を避けられるならば,これから藤浪さんは大いに活躍していけるだろうと思っています。
 先日の1試合だけで復活したというには早いですが,数試合見て結果が出れば,ルーティンがうまくはまったと評価できると思いますし,一つずつ丁寧に積み重ねていってもらいたいと思います。

 ちなみに,2軍落ちした大山さんですが,矢野さんらが不振の原因を見抜いて調整した結果,今のところ4割5分5厘,ホームラン2本,6打点と好調になりました。
 2軍と1軍では投手の実力も違いますから,これで復活したと考えるのは早計だと思うものの,それでも好調の兆しが見られるのは非常にうれしい限りです。
 その上で,もしも矢野さんらが直ちに大山さんを修正できたのだとすれば,1軍の打撃コーチは何をしていたのだろうかと不満に思うところもあります。
 評価を下すにはまだ材料が足りないとは思いますが,それだけに早めに1軍で大山さんやロサリオさんを見てみたいものだと思いました。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:16
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