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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら、アメリカで遺伝子操作をした蚊を放流した実験結果に関するものがあったので、取り上げてみました。

 この実験は、蚊を遺伝子操作して個体数を減らすということを目的としたものということで、数年前から行っていたということです。
 実験は、オスの個体に致死的な遺伝子を組み込み、交配時にメスの体内に侵入して子孫を宿すことをできなくするというもので、約45万匹ずつを週に1度野生に放って、これを27ヶ月間続けたということでした。
 最初の数カ月は予測通り蚊が減少したということですが、18ヶ月後には元通りに戻ったということでした。
 そればかりか、遺伝子操作したオスと野生のメスとのハイブリッド種が誕生し、蚊の殺虫耐性が強まった可能性もあるということです。
 今の所、ハイブリッド種に人への直接的な危険性はないということですが、長いスパンで見たときに今後どのようになるのかは予測がつかないということです。

 記事を見ていて、興味深い実験であるとは思ったものの、やはり自然に対して人間のできることなど限られるものだと思いました。
 人間が、自身の解明した範囲で遺伝子操作などの手を尽くしても、自然の力はそのような程度では影響を受けないばかりか、しっぺ返しすらしてくるということかもしれず、やはり人間が自然を御することなど当面できないのだろうと思います。
 特に、この件は事態を悪化させる可能性すらあり、それがもしもこの実験していた地域の外にも拡散されるとすれば、もはや収集もつかない事態になるやもしれません。

 そもそもの問題として、仮にこの実験がうまくいった場合、蚊が減少することになりますが、そうすると生態系の中で蚊がいなくなればどのような影響が生じるのでしょうか。
 蚊自体は私にとってもあまりよろしくない生物ではありますが、何かの生物にとっては利益のあるものだと思いますし、そのあたりもよく分析された上でこの実験はなされていたのでしょうか。
 記事によれば、一時的には蚊の個体数が減少したようですが、その減少した時期にはどのような問題があったのかもあわせて検証してもらいたいものです。

 個人的には科学技術の発展と進歩に対して非常に興味関心があるため、ある程度実験がなされることについては基本的に賛成なのですが、やはりその前提として実験着手前にその影響などを検証してから行ってもらいたいものです。
 実験室の中でやることと自然界の中で行うことではランクが違うと思いますし、結果を見ているとこの実験への着手が時期尚早だったのではないかと思いました。


 昨日阪神のメッセンジャーさん引退の件を取り上げましたが、こうなると来季は誰が開幕投手を務めるのかというのが気になるところです。
 実力的に順当に行けば西さんだろうと思うのですが、生え抜きの選手が掴み取ってくれるくらいしてくれたらロマンがあるとは思っています。
 ここで藤浪さんが出てくると嬉しいのですが、今の状況を見るにオフでよほど安定感を身に着けてこないとそもそも開幕ローテーション入りも危ういですから、残念ながら難しいでしょうか。
 強いて言えば高橋さんかもしれませんが、やはり西さんが最有力になるのでしょうか。

 藤浪さんですが、先日の二軍戦では6回8安打3失点6奪三振と、まずまずの成績でした。
 正直言って二軍戦であればもっとやれるだろうというようには思うのですが、死球が1回出た後も大きく崩れなかったことは良かったかもしれません。
 ただ、この試合では、相手チームである中日さんも警戒して、左打者だらけの打線を敷いてきましたから、それで死球が1回しか出なかったと言っても、やはりまだ安心はできません。
 個人的には、藤浪さんにとって重要なのは、死球を出さないかどうかよりも、死球を出したとしても気にしない精神力だと思っているので、制球力も磨かれるに越したことはないものの、もっと大事なことがあるのではという気もしています。
 こういう話をしてからかれこれ数年経っていますし、なかなか改善は難しいところですが、藤浪さんが復活すればメッセンジャーさんの穴は埋まりますから、やはり強く期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
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