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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,不意に,阪神がガンケル投手と契約したというものが出てきたので,取り上げてみました。

 阪神が助っ人外国人の獲得を検討するかどうかという場合,実際に検討していなくてもやたらと飛ばし記事がたくさん出てくる印象でした。
 特に,阪神が実際に獲得に動いているかどうかわからないところで,その選手が他球団に獲得されてしまうと,あたかも阪神が撤退したかのような記事を見ることすらあります。
 それだけ,阪神の人事に関する秘密はあるのかと不安になるほどでしたが,今回のガンケルさんについては事前に全くなんの情報も出ていなかったと思われ,完全な不意打ちでした。

 私はガンケルさんのことを全く知らないので,少し調べてみると,3Aで8勝2敗,防御率3.80というまずまずな数字が出てきました。
 速球はそこまで速くなく,変化球もいくつか球種はあるもののそこまで多彩というわけではなさそうですが,制球力が高い投手ということのようです。
 これまでの成績を見る限り,速球の速度の問題から三振はあまり多くなく,基本的に打たせて取る投手という感じのようです。
 阪神の内野守備は弱いので,正直言って打たせて取るタイプの投手は相当苦労すると思いますし,果たして大丈夫なのかと心配しています。
 ただ,阪神が獲得する外国人投手は,それなりに当たり率が高いと思いますし,ジョンソンさんもシーズン前にここまでやるとは思っていませんでしたから,私はある程度活躍してくれるだろうと期待はしています。

 しかし,これまで阪神の助っ人外国人は野手ばかりに焦点が当たっていましたが,投手が来たとなると,おそらく現状の外国人投手の誰かが抜ける可能性が高いということなのでしょうか。
 現在のところ,先発ガルシアさんは確定としても,中継ぎジョンソンさんとドリスさんについては退団の可能性も言われています。
 特に,ジョンソンさんについては見通しが立っていないように思われ,このジョンソンさんの穴を埋めるために,ソフトバンクさんを自由契約になったスアレスさんの獲得を企図しているという話題を見ました。
 また,ドリスさんについては,例年契約が遅いですから,今年も例年通りかというようにも思ってはいますが,もしかして本当に退団してしまうかもしれませんし,それらの辺りを視野に入れながら,スアレスさんのほかにガンケルさんを獲得しようということなのかもしれません。
 ただ,一部報道では,ガンケルさんは先発という話もあるようで,そうするとドリスさんらの代わりというわけでもないのかもしれません。

 いずれにせよ,これで来季の外国人体制は,マルテさん,ボーアさん,ガルシアさん,ガンケルさんというのが主軸に置かれる構成になるように思われます。
 ただ,外国人助っ人は,実際にやってみないとどこまで日本野球に対応できるかはわかりませんし,この4人が年間通して1軍にいるとは正直思っていません。
 また,今年それなりに頑張ったマルテさんですら,来季は対策を講じられるかもしれませんし,ガルシアさんは今季はいまいちな場面も多かっただけに来季も大丈夫なのか不安があります。
 そう考えると,上記4人のほか,投打に1人ずつ予備の外国人選手がいるのが理想的ですが,あとは登録可能人数と資金の問題でしょう。
 個人的には,特に打線の問題が大きいですから,これまで何度も言及したとおり,元オリックスさんのロメロさんを是非とも獲得してほしいのですが,これまでそのような話は入ってきていないので,実際難しいのでしょうか。
 ただ,今回のガンケルさんの話は完全な不意打ちでしたから,ロメロさんの件も知らないところでしっかりと進行しているとありがたいのですが。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:48
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