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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,日本相撲協会が,インフルエンザ感染の力士に取り組みを指示していたというものがあったので,取り上げてみました

 ある力士は,体調不良を訴えて,病院に行った結果,インフルエンザA型で,少なくとも5日間または解熱後2日間は自宅安静を要するという診断を受けました。
 その力士は,日本相撲協会に病名を報告したものの,相撲の取り組みを指示されたということでした。
 そして,始まった冬巡業ですが,約30人の力士ら協会員が体調不良などを理由に休場しました。
 力士内にはインフルエンザが蔓延しているということで,少なくとも関取衆の8人以上が途中離脱しているということでした。

 このニュースを見ていて,今どきそういった指示もあるのだなと思った方も多いと思います。
 記事によれば,取り組みの指示は日本相撲協会の巡業部によるものと思われるということですが,これがいわば体調不良の力士に対するパワハラ問題になることはこのご時世であれば何となく感づくべきなのだろうと思います。

 また,この力士が強行して出場した結果なのか,インフルエンザになっている力士が少なくとも8人ということですが,この感染力を考えずに強行出場させてこのようになったのであれば,まったくインフルエンザに関する理解もないということなのだと思います。
 客がいる以上は,巡業の成功は大きな問題になることはよく理解できますが,この力士を強行出場させたことで,結果として多くの力士に感染して,巡業が成り立たない状況になってしまえばどうしようもないのではないかと思います。

 そして,最も私が問題だと思うのは,インフルエンザの感染の可能性は取り組みをする力士だけでなく,巡業にやってきた客に対してもありうるということです。
 つまり,巡業の成功を優先して,力士だけでなく,客の健康についても危機に陥れたことになるわけで,このニュースが明るみに出なければよいという考えすらあったのではないかと思うのです。
 私は,この判断をした人は,優先順位が理解できていないように思われ,なぜこのような判断に至ったのかと思ってしまいます。

 ただ,このような案件は,もしかしたら氷山の一角なのかもしれません。
 最近は,インフルエンザの感染力やパワハラに関する理解が社会に浸透し,以前に比べてその対処は現実的になってきたと思うのですが,それでもやはり社会の中にはそういうものが残っているのだろうと思います。
 これについては,他人を非難するよりも,まずは理解を浸透させ,強行出場させるとどういったことになるのか,誰に迷惑がかかるのか,結果巡業等に対する信頼を貶めることにならないのかということをもっと理解を広めるべきだと思いました。


 このところ,阪神を退団した鳥谷さんの動向が気になっております。

 鳥谷さんは,引退をせずに他球団に活躍の場を求めたわけですが,現時点では所属球団が決まっておらず,かつ他球団も続々と来季の陣容を固めており,所属枠がどんどんなくなっている状況です。
 鳥谷さんがもう一度活躍してくれるのであればぜひ見たいとは思っているものの,この数年の成績と阪神所属時の高額年俸を考えると,手を出しづらいというところが大いにあるのだろうと思います。

 せめて代打で活躍する場面が多ければ話も変わったと思いますが,今季の終盤は悪くはなかったものの,序盤から中盤にかけては若手選手を起用する方がチームの将来的にはよいのではないかと思うような場面も多かったですし,さすがに代打のために獲得するということも難しいかもしれません。

 また,鳥谷さんは,背中で引っ張るタイプなだけに,後進の指導を目的として獲得するということもそこまで目的に合致しない可能性もあります。
 あのプレースタイルや実績によって,多くの選手に慕われてはいるものの,それでも戦力として獲得しようと考えるとなると手を出しづらいのだろうなとおもいます。

 鳥谷さんは,現役続行の意向だったため,あれだけの功労者にも関わらず引退試合ができませんでした。
 それだけに,功労者に報いることが大事だというのが私の中では引っかかっており,もしも所属球団が決まらず引退ということになるのであれば,阪神が責任を持ってオープン戦等ででも引退試合を開催すべきだと思っています。
 ただ,本人の意向がもっとも大事であるため,現時点では見守るしかありません。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
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