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 こんばんは。


 今日はドラフト会議が行われました。
 昨日阪神は1位指名で競合した場合、パリーグ球団に持って行かれてしまうことが多かったことから、敢えて名前の挙がらない逸材を指名するのはどうかと述べていたものの、そのような弱気な発言などどこ吹く風ということで、最終的に4球団競合の佐藤さんとの交渉権を阪神が引き当てました。
 いろいろな予想でも阪神は佐藤さん1位指名という情報が多かった訳ですから、これが意外だとはいうつもりもありませんが、それでも引き当てたことは意外というほかありません。
 佐藤さんは、走攻守のある打者で、特に打力については抜きん出た才能を持っていると思いますから、この数年打撃が課題だった阪神にとってはほしかった選手だということは間違いないでしょう。
 阪神では、当面大山さんが打線の中心に座ることになると思いますが、大山さんの守備位置がサードであることからそれと被らない選手が望まれていたところでした。
 佐藤さんの守備位置は、サードのほかファーストと外野ですから、守備位置との兼ね合いでもまさに理想的というべきでしょう。
 おそらく今後も阪神は外国人助っ人を1名は打線に組み込むのでしょうが、そうするとファーストは埋まるでしょうし、その意味でも外野はドンピシャ当たったという印象です。
 動画を見る限り、飛ばす力に申し分はないものの、変化球への対応は課題かもしれませが、それはこれから身につければいいとも思います。
 できればヤクルトさんの村上さんのような期待できる選手になっていってくれることを強く希望するばかりです。

 そのほか、制球力ある左腕投手伊藤さんを2位指名、強肩の捕手榮枝さんを4位で獲得できたことはよかったと思うのですが、個人的には村上さんほどの選手を5位で獲得できたことです。
 この逸材が5位になってしまったのは怪我があったからかと思いますが、話によれば怪我というのも肩や肘ではなく肉離れのようですから今後後遺症なく治る見込みは十分あると思いますし、本来5位という順位で獲得できる選手ではないことも考えるととてもよかったと思っています。

 今季のドラフトを振り返ると、素材型というよりは即戦力型だったと思います。
 そして、佐藤さんを1位で引き当てたことで、即戦力型としてはかなりの程度成功だったと思われ、期待と概ね一致する活躍をしてくれるのであれば少なくとも来季のドラフトは素材型を主に獲得するという展開でもよいとすら考えてもよいレベルのものであったと考えています。
 欲を言えば牧さんや小深田さんを獲得できればいうことはなかったですが、そこまでいうのは贅沢ですから、トータルでいえば90点は付けてもいいくらいの出来だったのではないかと思っています。

 とはいえ、実際に活躍できるかどうかは今後の話ですから、今日のドラフトが成功だったのかどうかは数年たたないとわからないものなので、願わくば10年後に半分の選手が活躍してくれているととてもうれしい限りです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26
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