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 こんばんは。


 オリオールズさんに所属する藤浪さんですが、ポストシーズンで登板することなくオリオールズさんが敗戦してシーズンが終了しました。

 藤浪さんがポストシーズンで投げるシーンを見られることを楽しみにしていたものの、転倒してロースター枠から外れたという記事を見た時、これまで運にも恵まれて活躍してきた藤浪さんの流れが途切れてしまったのではと思っていました。
 写真を見た限り、藤浪さんの顎には大きな絆創膏が貼ってありましたから、結構な大けがのように見えましたから、なぜこの時期にこんなことになってしまったのかと思いましたが、そういうこともあると受け入れるしかないことでしょう。

 今季の藤浪さんを振り返ると、アスレチックスさんで先発を期待されて始まったものの、制球難で活躍ができませんでした。
 そこから中継ぎに配置転換されたところ、徐々に活躍し始め、その活躍が認められたのかオリオールズさんに移籍することになりました。
 オリオールズさんでは、制球難で打たれることもままありましたが、全体的に見れば想像以上に活躍をしてくれていたと思います。

 日本にいた頃から藤浪さんは、普通に投げていれば勝て、制球難で自滅したときに負けるということを繰り返していたと思います。
 また、調子が崩れるときがどのような時なのかはいまいちわからず、前の回までよかったにもかかわらず突然悪くなってしまうということがよく見られました。
 そんな藤浪さんは、メジャーという大舞台でも日本とほとんど変わらない投球を見せてくれており、結局負けるときは自滅、抑えられるときは崩れないときというものでした。
 その球はメジャーでも十分通用するものだろうとは思っていましたが、想像以上にメジャーの強豪打者を抑える姿を見たときはやはり素材は一級品だったと感じました。
 また、制球難は相変わらず出ていたものの、捕手がミットを真ん中に構えて自由に投げさせる対策もあって、藤浪さんはある程度のびのびと投げられていたのかも知れません。
 とはいえ、制球難を考えれば、長いイニングを投げさせることは不安があることも事実です。
 そのため、藤浪さんについては、現在の中継ぎ起用がほぼベストではないかと思っています。

 今季の藤浪さんの投球を見る限り、起用方法によってはメジャーで通用することがわかりましたから、特段の怪我も見受けられないのであれば来季も十分に活躍できる見込みはあるように思います。
 また、中継ぎ投手はどの球団にも需要がありますから、そういった意味では藤浪さんは来季もメジャーで投げる可能性が高いのではないかと思います。
 来季も藤浪さんがメジャーで投げる姿を見られることは非常に楽しみでありますが、一方で制球難をどうにかできないものかとも思います。
 日本にいた時代にどれだけ工夫を凝らしても改善できなかっただけに、来季までにこれが克服できるとは思えませんが、藤浪さんのスタミナ等を考えれば制球難さえ出なければ先発に適性があると思っています。
 それだけに、まずは長いイニングの中継ぎ、そこで不安定さが露呈しなければ先発ということを夢見たいと思います。

 惜しむらくは、阪神が優勝したメンバーの中に藤浪さんがいなかったことですが、阪神も藤浪さんも場面は違えどもリーグでトロフィーをつかみましたから、それはそれでありだと思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:46
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