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 こんばんは。

 昨日安藤さんの投球に期待する文を書きましたが,まさかあそこまでの復活劇を見せてくれるとは思いませんでした。
 安藤さんは最後感極まっておりましたが,私も安藤さんのここ数年のつらい生活を見聞きしていただけにその気持ちは察するにあまりあるものがありました。
 去年は西武ドームでの1回きりの登板でしたが,それも本調子とはほど遠かったでしたし,かつて開幕投手をつとめたり,抑え投手をやっていたりしていたころの輝きをもう一度見られないのではないかと不安だっただけに,今回の復活劇は本当に嬉しいの一言に尽きます。
 また,昨日は勝利に導いたブラゼルさんのホームラン2本は見事というほかないものでした。しかも,ヒーローインタビューでは,安藤さんを持ち上げ,自身は早々に身を引いたりと,本当に男前でした。
 マートンさんもそうですが,今現在阪神には優良外人しかいませんね。敢えて名を挙げることはしませんが,かつて色々な助っ人がおりました。しかし,ここまで阪神に溶け込み,かつ愛される要素をもっている人たちが集うのは滅多にあるものではないかもしれません。
 今日からは聖地甲子園にて阪神による読売狩りが行われますが,ここでも自慢の助っ人達には存分に活躍してもらいたいと思います。

 近年中国における知的財産権の取扱が問題となっておりますが,昨日のある記事によれば著作権法の改正案があり,その内容が個人著作権を全て国有化するというものだそうです。
 こうなると,中国における創作活動の産物である小説,音楽,映画,漫画などはすべて国が著作権をもって自由に扱えることになってしまいます。例えば,ある小説について,国が許可を出せば,作家さんが嫌と言っても出版できてしまったり,逆に映画を頑張って製作したとしても国が著作権をもって上映禁止としたら上映できなくなってしまうということです。
 もしこの案が本当に成立してしまえば,まず容易に想像付くこととしては,有能な方は外国に移ってしまうのではないかということです。自分で作ったものを勝手に使われたり,発表を許されなかったりするかもしれないわけですから,通常はそうならないように何とか措置を講じようとするわけで,手っ取り早く法律の届かない国外に行ってしまうということです。そうすると,人材が流出してしまって,ひいては国から有能な人材がいなくなってしまうのではないかと思います。
 また,中国では日本の著作物が使われているのではないかということがたびたび話題に挙がりますが,例えば中国に進出している日本企業の中国における著作権も全て中国のものとなるので,それらも中国国内ではすべて法律上問題なくなることになります。しかし,そうなると,外国から中国市場への進出がためらわれることになるでしょうから,中国に外国から文化が入って来づらくなることが想像されます。
 このような案が出たのは,現状と法律を一致させようという思惑あってのことと思います。しかし,この法案が現実になり,仮に現状と法律が一致したとしても,それによって失われるものが多い気がして,それがよいことなのだろうかと疑問に思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 17:35
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