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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で無断建設の橋が崩れて11人が死亡するというものがあったので取り上げてみました。

 これは中国南部の山間の村の出来事ということでした。
 用水路を跨いで建設された24メートルの石の橋が,突然崩れたということで,作業員達が石などの下敷きになり,これまで11人が死亡,2人が大けがということです。
 この橋は,村が従来の橋が狭くて危険だとして新たに建設を計画していたということですが,村を管轄する地方政府から建設のための正式手続を経ていないなどとして工事を中止する命令が何度も出されていたそうです。
 しかし,村はその後も手続をとらず,工事を請け負った業者は今月3日までの中国の連休の間であれば地方政府の目が届きにくいだろうと無断で工事を進めたということでした。
 この事故の背景には,地方ではインフラ整備が追いついていないという中国の事情があるようです。

 橋の建設は,どこに負荷がかかるのかなどを精査して行わねばならず,かつこれが長く使われるものであればどのような素材で作るべきかなど,非常に技術的な要素が多く必要になるものだと思っております。
 それを結局強行して建設してこのような事故が発生してしまったということで,その計画自体がきちんとしたものだったのかという懸念があります。
 このような事故が建設中に発生する様を見ると,仮に完成したとしても遅かれ早かれ崩壊は発生したのでしょうし,死人が出る重大事故ではあるものの,これ以上の被害が出なくてよかったというようにも解釈すべきなのでしょうか。

 村が正式手続を経ていないことが問題視されているようですが,地方政府において正式手続をとれない理由は何だったのでしょうか。
 その点については記事からは詳しくは分かりませんが,もしもその手続を取るに当たって非常に高いハードルが設定されていたという場合,今回のように工事を強行して既成事実を作ってしまえば後はどうしようもないというようにしたかったのかもしれません。
 しかし,目を盗んでの工程ということですから,やはり工事の内容自体に問題が生じたのかもしれませんし,その辺りは社会問題と工事自体の問題との兼ね合いが実は密接に関連していたのではというようにも思います。

 とかく,このような悲惨な事故がこれ以上起こらないでもらいたいものだと思いました。


 阪神の上本さんが怪我でいなくなってしまい,阪神の二塁手は西岡さんに続いて怪我で休むという非常事態となりましたが,その点を今日は大和さんが埋めてくれました。
 大和さんは,かつて内野手としてずっと出場していましたが,このところはブランクがあったのでやや心配でした。
 しかし,そこは割と上手く処理してくれたようで,一応は安堵しております。
 ただ,正規のポジションではないだけにその負担は大きく,困難な球を捌くことまでは要求できないでしょう。
 こうなると,坂さんか荒木さんを使うのがよいのかもしれませんが,荒木さんは育成という面が強いと思いますので,基本的には大和さんを無理させない限度で坂さんとの併用というのがよいのではというように思います。
 荒木さんのバッティングは二軍では非常によかったですから,ついでに荒木さんがここで成長してくれると大変面白いことになると思うので,怪我の功名ということで期待しております。

 しかし,俊介さんがセンター起用はいいものの,結局ライト起用された福留さんはチャンスで凡退してしましました。
 福留さんの実績は誰もが否定しませんし,先日の勝負を決めるホームランを見れば潜在力は未だあると誰もが認めることでしょう。
 ですが,スタメンは試合に勝つ可能性の高い選手を出すべきですから,求められるのは潜在力の他に安定感ではないでしょうか。
 その点,今の福留さんには安定感を大いに欠いているように思え,その潜在力を優先して他の選手の出場機会を奪うことは非常にチーム作りとして問題があると思います。
 ここでは何度もこの点について書きましたが,和田監督においては是非とも再考願います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:54
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