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2015.10.07 Wednesday
 こんばんは。

 今日は,阪神がCSに進出できるかどうかが決まる,広島中日戦が行われ,中日さんが勝利したことで何とかCS進出をものにしました。

 7回までの展開は双方とも点を入れることができず,勝敗が読めませんでしたが,その段階までで広島打線はヒット1本に抑えられていたので,打線だけでいえば中日さんが有利であろうと思っていました。
 そして,マエケンさんが降板した8回に,代わった大瀬良さんから2点をとり,さらに追加で1点をだめ押ししたところで完全に試合は決まったと思います。

 今日の広島さんは,今シーズンの全てをかけた勝負だっただけに,控え投手には頼りになる先発陣もいましたし,大瀬良さんを投入した選択はおそらく物議を醸すことになるだろうと思います。
 しかし,大瀬良さんが失点したことはあくまで結果論ですから,これをもって監督が悪いといってしまうのはややはばかりがあります。
 むしろ,今日の広島さんの敗因は,ヒットを1本しか打てなかった打線にあるでしょうし,いくら失点のシーンが目立つからといって大瀬良さんに責任を背負い込ませるのは違う気がしました。

 今季の広島さんは,投手が頑張っても打線が打てないという試合が多かったと思いますし,この最終試合はそれを象徴するような試合であったと思います。
 そして,そのような広島さんを見ていると,阪神と同じように思え,今日の試合運びは何とも親近感が湧きました。
 幻のホームランのことなどを考えれば,運などの問題でたまたま阪神がCSに出るだけという気がしますので,何度も言っているように今年の阪神は本当に強くないと改めて思いました。

 そして,阪神は他力本願でCSにいけますが,阪神と広島さんは同じような野球をしている以上,おそらくどちらがCSに進んでも同じような野球しかできなさそうに思います。
 おそらく苦手の東京ドームで,読売にボコボコに打たれるか,貧打で投手を見殺しにするか,そんな絵が思い浮かんでしまうのが悲しいところです。
 ですが,こうしてせっかくもらった機会ですから,せめてここまで情けない野球を繰り返してきた以上,最後くらいファンを楽しませてもらわないと困ります。
 これから始まるCSを前にして,阪神を去るという話が出てきている選手が多く,それを知りながら見る野球は何とももの悲しさを感じずにはいられませんが,それでも最後の和田野球を見せてもらわねばならないでしょう。

 去年は,絶体絶命から運良く勝ち進み,日本シリーズを戦ったという実績があるため,今年もそうなってくれまいかと期待はしています。
 ただ,去年と今年の最大の違いは,去年は例年と違って9月に勝ちまくっていたということでしょうか。
 今年の阪神は,9月に連敗続きだったため,去年と違って勝てる流れが来ていないように思います。
 ですが,流れは自ら呼び込むものでしょうし,阪神を去るといわれているマートンさんなども決して腐ることなく最後まで頑張ってもらいたいものです。

 ちなみに,今日の試合では,山本昌さんが最後の登板をし,引退されました。
 山本昌さんは,私が小学生の頃からプロ野球選手をやっていますから,野球界の生き字引のような存在と言って差し支えないと思います。
 そこにいて当たり前のような存在がいなくなるのは非常に寂しく思いますが,それでも50歳までこの世界に居続けられたという偉業は今後長く称えられるべきでしょう。
 阪神は,40台の山本昌さんにも随分勝ち星を吸い上げられましたが,それほど投球術が優れていたということだと思いますし,何より身体が丈夫であったことが全てであったと思います。
 投手は怪我で早期に引退される方が多いですが,50歳まで続けられるというのはよほど身体に気をつけて生活をされてきたことでしょう。
 そのような気遣いからは多少は解放されることでしょうし,本当にお疲れ様という言葉しかありません。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31
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