Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,採用面接中に社長の財布を盗んだ男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 男は,10日夜に機械メンテナンス会社で採用面接を受けました。
 面接は男と社長の2人きりで行われました。
 社長が作業着の手配などのために部屋の外に数回出た間,男は置いてあった社長の鞄の中から現金5万円などが入った財布を盗んだということでした。
 面接終了後,社長が帰宅する際に財布がないことに気づいて110番通報しました。
 その後男が逮捕されましたが,男は「本当に就職しようと思っていた」「無職なのでお金が欲しかった」と話しているそうです。
 履歴書には男の実際の住所が書かれていたそうです。

 何というか,色々といいたいことはあるのですが,まず思いつくことは,この男を雇わずに済んで会社としては本当によかったと思います。
 おそらく,この男は,雇われた後も衝動的に盗みなどを働いた可能性がありますし,そう思えば財布がとられた後に直ちに逮捕されて実質的に経済的被害が生じる前の段階で男を雇うことなく終われたというのは非常に幸運だったと思います。

 この男も,このような人の少ない閉ざされた空間の中でよく盗みを敢行しようと思ったもので,住所まで本物のものを書くところを見ると逃げ切る算段をつけていたと思うことも難しく,自制することも出来なかったのでしょう。
 これが衝動的か計画的かは分かりませんが,いずれにせよまともに長期間の雇用を前提として就職する気があったとみるのはなかなか難しいようで,この人は一体どうやって生きていくのだろうかと先が見えづらいです。
 詳細が分からないので,刑の見通しは軽々にはいえませんが,少なくとも逮捕されて身柄が勾留されている中でもう少しまっとうに生きられるようによく反省してもらいたいものです。


 FA宣言をしていた糸井さんが阪神に加入することになりました。
 今季の阪神打線は非常に貧弱であり,これで多少なりともてこ入れができるのではないかと期待しております。
 また,糸井さんの身体能力を考えると,同じように身体能力がずば抜けている横田さんにはいい見本になるのではないかというようにも思っています。
 横田さんは,相当高い身体能力を持ちながら,それを生かし切れていないというジレンマがありますから,同系統の選手と思われる糸井さんをヒントに突破口を見いだしてくれると一気に阪神の基礎戦力が底上げできるのではないかなどと思っています。

 さて,糸井さんがやってくるとなると,次に問題になるのはオリックスさんの補償問題です。
 オリックスさんは金銭的に潤沢な球団であり,基本的には金銭補償の可能性は低いと見るべきでしょう。
 そうなると,人的補償として誰がとられてしまうのかというのが今後大きな問題になると思います。

 色々なサイトでプロテクト予想がされており,そういったところを一通り見ていると,おおよその選手については共通しておりました。
 一方,この人はとられないだろうというベテラン選手についてプロテクトをかけないという選択を見たこともありますが,例えば鳥谷さんに敢えてプロテクトをかけないという予想も見受けられました。
 しかし,オリックスさんは,かつて決してとらないだろうと予想されていた馬原さんをとったという過去がありますから,鳥谷さんにプロテクトをかけなくても大丈夫だろうという安易な予想をしてとられてしまったら,熱心な古参の阪神ファンから怒りを買う可能性が極めて高く,そこは冒険すべきではないと思います。

 大概のサイトを見ていて,プロテクト予想の当落線上の有力選手は,歳内さん,岩田さん,榎田さん,今成さん,俊介さん,伊藤隼太さんといったところでした。
 個人的にも,この選手のうち1〜2人くらいがプロテクトをかけられる限界で,もっとも球団としてはプロテクト対象にするかどうかが悩ましい選手だろうと思っています。

 オリックスさんの戦力関係を見ていると,私はどちらかというと野手よりは投手を優先するように思います。そうなると,歳内さん,岩田さん,榎田さんの3名が主に問題になると思います。
 歳内さんはこれから伸びる可能性のある右腕で,阪神の中では一時期中継ぎエースから抑えまで期待されていました。
 歳内さんの将来性を見てとられてしまうと非常に辛いところですが,個人的にはオリックスさんの需要は右腕より左腕だと思うので,歳内さんよりは岩田さん,榎田さんのどちらかのように思います。

 今度は阪神の立場から見て,どちらの選手がよりとられたら困るかです。
 両選手ともに中堅どころで阪神投手陣を支えてくれた選手ですから,どちらも甲乙つけがたいといわざるを得ません。
 ですが,岩田さんは,先発としての能力を持っていて,あのスライダーは一級品です。
 5回6回に突然調子を崩して一発を食らって試合を壊すという問題をもっていてその点は擁護しづらいところはありますが,一方調子のいい時は誰も手をつけられない投球をしてくれまして,それが年に何回か見られます。
 この調子がよい日というのを安定的に作り上げることが出来れば,岩田さんは先発ローテーションの一角を担うに値する投手ですから,そう考えると岩田さんを手放すのは非常に問題であろうと思います。
 榎田さんの能力も高いですが,先発としてはあまり期待できなかったことを考えると,強いてどちらを残すのが阪神の視点からよいかといえば個人的には泣いて岩田さんを選択するように思います。

 ということで,あくまで個人的な予想にすぎませんが,私は阪神は何とか岩田さんにプロテクトを及ぼす可能性が高いと思うので,人的補償は榎田さんになる可能性が高そうに思っています。
 外れたら申し訳ないですが,もし私の想像が当たったとしても榎田さんを失うのは痛すぎます。
 その痛みを被った分糸井さんが活躍してくれるといいのですが,糸井さんの年齢を考えた時,2年くらい活躍してくれている間に若手の誰かが頭角を現してくれるのがいいと強く期待しているところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


↓よろしければ押していただけるとありがたいです。
阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:34
PAGE TOP