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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,交通事故の被害者遺族に加害者が暴力を振るったとして書類送検されたというものを見たので,取り上げてみました。

 発端となった交通事故は去年2月に発生したもので,横断歩道を歩行中の男子高校生が車にはねられて亡くなってしまったという大変痛ましい事故でした。
 事故の記事を見ると,男子高校生はノンブレーキではね飛ばされてしまったそうで,制限時速を20〜30キロオーバーしており,かつ前方不注視という事故だったそうです。
 そのため,男には,道交法から見て速度超過,交差点での徐行義務違反,横断歩道での徐行義務などを違反していたとのことです。
 また,男は,前を全く見ていなかったと述べており,過去に複数回スピード違反で検挙されていたということもあって,生じた重大な結果だけでなく至る経緯や背景事情等も非常に問題の多い事件でした。
 この判決は,今年2月に禁錮3年執行猶予3年とくだされたとのことでした。

 今回の事件は,今年5月にその民事事件の示談の現場で起きたことで,遺族が示談の話し合いの際に謝罪を求めたところ,男が十分に応じないまま帰ろうとして口論になり,男子高校生の弟が肩や腕におよそ3週間の怪我を負ったということでした。
 そして,警察が捜査を進め,傷害の疑いで書類送検されたということでした。

 まずは,亡くなられた男子高校生のご冥福をお祈りします。

 男の量刑ですが,世間では軽いと思われるかもしれません。
 ですが,前科が交通前科のみで,任意保険に加入しているという場合,被害者が亡くなっていても執行猶予で終わる事件はそれなりにあると思います。
 交通事故は厳罰化が進んでいますから,無免許や飲酒の場合は過去には執行猶予であったものが実刑になったというものはよく見ます。
 この事案の詳細は私も分からないので無責任なことはいえませんが,執行猶予判決というのはあり得る判決の一つではあったように思いました。

 交通事故が去年2月に発生してから判決が今年2月ということですから,もしもこの裁判で特に争点がなかったのだとすれば,裁判は判決を含めて2回程度で終わる事件であったと思います。
 もしもそうだった場合,おそらくこの男は逮捕されていなかったと思います。
 逮捕というのは,捜査の必要性や逃走・罪証隠滅のおそれがある場合になされるものですから,そのようなおそれがないならばなされるべきではないと思っていますが,それでも死亡事故にもかかわらず逮捕されていないとすれば珍しい方ではあると思いました。

 死亡事故にもかかわらず執行猶予判決が下されているのですから,男は任意保険に加入していたと思われます。
 そうすると,本件傷害事件が発生した際,保険会社が示談代行としてその場にいなかったのかどうか,個人的には気になるところです。
 保険会社は交渉のプロですから,遺族の方々の気持ちはよく分かっていたでしょうし,また感情的になってきた場合は当然止めに入るでしょうから,そこに介入していなかったのか,介入していたけれども止めきれなかったのか,状況が分からない点があります。

 男子高校生の弟は3週間の傷を負ったということです。
 記事では,男と遺族の口論中に体当たりされて怪我を負ったとなっていましたが,個人的には違和感があります。
 通常の傷害事件では,おおよそ加療1週間から2週間が多く,3週間の傷となれば一般的な傷害事件で負うよりも大きな傷を負ったと窺われます。
 そのような傷が体当たりだけで出来たのだろうか,肩や腕に傷を負ったということですから,体当たり以外の別の行為があったのではないか,その点疑問に思いました。

 男が暴行を振るった動機は,記事だけ見て軽々に語ることは出来ません。
 ですが,それでも以前は過失犯でしたが,今度の傷害は故意であると思われ,重大事件を犯して執行猶予中の身であるという反省があまりにも見て取れません。
 口論となって感情の行き違いはあったのだろうと思いますが,それでも立場というものがあり,それを意識した上で行動を起こすべきで,もしも故意的に暴行を振るっていたのであれば,やはり前の裁判の際に厳罰を下して強く反省を促すべきだったのではというように遺族は思うことでしょう。
 再度の執行猶予はよほどのことがない限りは付けられず,この事件について裁判となれば相当厳しい判決が下されることになるでしょうが,何ともやりきれません。

 ちなみに,交通事故の賠償金は任意保険から支払われるでしょうが,傷害にまつわる賠償金は当然保険の対象外ですから,男の個人財産から支払うことになるでしょう。
 ただ,おそらく傷害に関する刑事事件が終了する以前にこの点の示談が成立しないと思いますし,その意味でも男の軽率な行為で生じる責任は重いものだと思いました。


 阪神の外野陣ですが,金本監督が,糸井さんはセンターで起用する方針であると話しました。
 どうも,これは福留さんが来季もライトで出場することを希望していたからのようで,そうすると来季はレフト高山さん,センター糸井さん,ライト福留さんということになりそうです。

 個人的には,来季の守備力は大丈夫なのかと大変気になります。
 糸井さんといえば,守備力の高い選手でしたが,膝を怪我してからはなかなか守備に苦戦しているイメージがあります。
 身体能力の高い選手なので,肩は大変強く,ボールさえとれればそこからはすばらしいプレーは期待できると思います。
 ですが,肝心の膝が問題ということで,果たしてセンターという外野守備の要所で1年通して守ることが出来るのか,心配になります。

 阪神としては,福留さんをライトからファーストにコンバートさせる予定で,ゴメスさんと来季の契約をしなかったと思っていました。
 福留さんは左太ももを負傷していて,やはり足に不安を抱えており,年齢的にも打撃に集中させるためにはファーストの方がよいのではといわれていました。
 ですが,福留さんにこだわりがあるならばそれを止めるのは得策ではないというのが今回の守備陣なのでしょう。

 とはいえ,高山さんの守備はプロの並みレベルに達しておらず,糸井さんと福留さんは足に不安を抱えていて,果たして来季の阪神外野手人は大丈夫なのか,今から大変不安になります。
 個人的には,糸井さんライト,福留さんファーストの上で,センターに江越さんが収まるとちょうど守備力と打撃への期待も込めてよい布陣だと思っていたのですが,そうはいかないようです。
 内野守備についても,キャンベルさんはあまり守備がうまくないようで,鳥谷さんは今季の守備を見ている限り機能するか不安の上守備位置が未定ですから,今のところショート北條さんのみが決まっているという状況です。
 北條さんの守備はまあまあ安定しているとはいえ,スタメンを勝ち取って2年目を迎える彼に過大な期待をかけるのもどうかと思っています。
 せめてセカンドに大和さんを置いて守備力を強化しないと取り返しが付かないのではと思うのですが,打力を考えておそらくそうしないと思いますし,守備をどういう風に考えているのか,まだ見えません。
 来季の期待も大いにありますが,守備については不安が多いです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:36
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