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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,ニコラス・ケイジさんのパッケージのうまい棒が配布中止になったというものがあったので,取り上げてみました。

 このうまい棒は,映画「オレの獲物はビンラディン」の前売り特典として予定されていた特性のものでした。
 うまい棒のパッケージにはニコラス・ケイジさんの顔写真が写っていたのですが,このうまい棒が急遽配布中止となりました。
 その理由として配給会社が説明しているのは,ニコラス・ケイジさんんが日本の製菓会社に対して肖像権を与えているような誤解が生じ,その情報が拡散されたからとのことでした。
 どうやら,ニコラス・ケイジさんからは肖像権の使用許諾が与えられていなかったようで,それが配布中止につながったということでした。
 配給会社は,この件について謝罪した上で,ニコラス・ケイジさんとそのイメージ,評価に与えた損害を遺憾に思うとコメントしたということでした。

 この記事を見ていて,そもそもうまい棒にスターの顔写真をプリントするのにまさか許可を得ていなかったという点について驚きました。
 しかも,それをしていたのが,海賊版等の業者ではなく,公式の配給会社が関連していたというのですから,さすがに配給会社は何をやっていたのかというように思わずにはいられません。
 おそらく前売り特典であるうまい棒がないからといって売り上げを大きく左右することはないのだろうとは思いますが,それでもファンにしてみれば一体この騒動は何だったのかという思いを抱くことでしょう。

 私自身はうまい棒は好きなのですが,ニコラス・ケイジさんが対応を考えるとすればそのことは理解できます。
 うまい棒の一般的なイメージは安くて身近でおいしいというものだと思いますが,一方でそのような距離感の近さは芸能人にとっては気軽というイメージに近づいてしまうように思えます。
 そのような気軽なイメージを抱かれて喜ぶ人もいれば,それを好ましくないと思う人もいるでしょうし,ニコラス・ケイジさんはそれを後者として解釈したのでしょう。
 また,うまい棒に顔がプリントされていると,キャラクターがギャグテイストを帯びているような感覚もあるように思え,それを好ましくないと思う人もいることでしょう。
 そのようなニコラス・ケイジさんの考えについて,配給会社であればある程度予想した上で,肖像権という単語に思い当たらずとも,せめてニコラス・ケイジさん側に確認をとるくらいの配慮はすべきだったのではというように思えます。

 映画の宣伝のためにいろいろと考えを尽くしたのだろうとは思いますが,それも関係各所への配慮あってこそだと思いました。


 阪神の藤浪さんですが,今日はフェニックスリーグに登板し,7回1安打無失点の好投でした。
 数字を見ると,103球で11奪三振と非常に優秀でした。
 課題の制球については,1四球のほか1死球と悪くはなかったと思います。

 もっとも懸念された死球後の投球ですが,先日見た際には死球の後に大きく崩れてしまったところ,今日は次の打者から空振り三振をとれまして,崩れたとは思えませんでした。
 死球の場面は,もっとも懸念される右打者に対するすっぽ抜けといういつものパターンで,これを何とかできないと今後も同じことを繰り返すことになってしまうと思われ,また出てしまったかという思いがありました。
 ただ,その後に続く熊代さんは右打者ですが,その右打者から空振り三振をとれたことは大きかったと思います。
 とはいえ,最後の空振りをとったカットボールは逆球で,この空振りは偶然とも考えられるものですから,課題の死球から崩れるという展開を克服できたとは言い切れません。
 本当はここから投げさせて崩れるかどうかの様子を見るべきだろうとは思うのですが,ここまで7イニング103球投げていますから,この日はここまでとした判断自体は妥当だと思います。
 いずれにせよ,次回以降の登板を見てみないとまだまだ症状の改善については分からないというしかありません。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
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