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 こんばんは。


 今世の中では大谷さんの件で大騒ぎになっています。
 最近はあまりにも明るいニュースがなく、そんな中ですがるように大谷さんの報道がたくさん出ていたのですが、その大谷さんに問題が立ちはだかったということで、なかなか世の中は厳しいものと思います。
 まだはっきりした事実関係がわからない中で憶測で物事を語ることはよくないため、今は何も言及しませんが、無難に事態が収束することを願ってやみません。

 そんな大谷さんとかつて同等に競っていた藤浪さんですが、そんな藤浪さんについて今日のニュースを見ていたら、マイナー降格してしまったというものがあったので、取り上げてみました。

 藤浪さんは、オープン戦では5試合に登板して0勝1敗、防御率12.27という成績でした。
 内容としては制球難が非常に顕著に見られ、直近の試合では1回を1被安打2暴投1失点2奪三振という、一人相撲というべき投球内容でした。
 その前の試合も同様であり、藤浪さんは素材はいいものの、安定感を欠くため起用しづらいと考えられてしまったのでしょう。

 個人的には、藤浪さんの投球は特に不調だとかそういうようには感じず、いつもの通りだと思いました。
 すなわち、球は走っているものの、不安定さが出てしまい、悪いときは制球が定まらずに自滅してしまうというものでした。
 藤浪さんの投球は日本にいたときからほとんど変わっていないように思われ、特に時期や球団の問題ではないと思っています。
 そして、藤浪さんの登板を見ていると、特に打たれているということもなく、自滅しているだけということなので、マイナーで調整をしたとしても状況が変わることはないと思います。
 阪神は、藤浪さんの復調を願って何度も2軍で調整を実施しましたが、結局いつ登板しても何も変わらず、調子がよいときは抑え、調子が悪ければ自滅するということを繰り返すばかりでしたから、チームとしては結局のところこの藤浪さんの特性を理解して起用するか否かを判断するだけだと思います。

 藤浪さんの起用方法としては、その日、その打席において調子の良し悪しが大きく異なることから、中継ぎとして登場したところで調子がよければ起用を継続し、危なそうであれば直ちに交代させるというのがベストだと思います。
 そのため、現時点での先発としての起用は難しいと思いますし、中継ぎとして起用するにしても仮に調子が悪かったら交代させることを前提にある程度中継ぎ投手の数がいることが前提ではないかと思います。
 それでも調子がよければメジャーリーガーでも手が付けられないのが藤浪さんの魅力ですから、起用する価値はあると思うので、あとはチーム事情に合うかどうかという点が問題だと思います。
 私としては、長らく藤浪さんを見てきた身として、調整のためのマイナー降格に意味はないと思うので、多少安定感に目を瞑ってでも中継ぎが必要だと思った際には起用するというスタイルで考えてもらいたいと思っています。


 阪神は、オープン戦最終戦でも敗戦し、3勝14敗1分という散々な数字で終わりました。
 所詮オープン戦なので結果はどうでもいいといえばいいのですが、それでも開幕直前のこの時期においてこれだけ中継ぎが不安定で、打線がチャンスで打てないとなるとさすがに不安を感じます。
 中継ぎについては、例年、勝利の方程式に入る投手が変わりますので、5月くらいまでに大体のメンバーが固まればよしと思っています。
 しかし、これだけチャンスで打てない打線というのは、例年よく見る光景であり、かつ打開できずに困った展開も多く見てきましたから、こちらについては結構深刻に心配しています。
 昨季の打線が出来過ぎだったといえばそうなのですが、それでもここまで落ちるものかと思うところはあります。

 近本さんの足は心配ですが、近本さんの性格を考えるとここで無理をして出て怪我を悪化させる可能性もありますし、序盤は捨ててでも万全を期してもらいたいところです。
 また、大山さんについても心配です。大山さんが抜けると打線の中核がぽっかり空くことになりますから、換えを探すことは極めて難しいと思います。

 一方、ようやく中野さんがトンネルを抜けつつあるのではと思えた点は収穫なのかも知れません。
 森下さんは状態が下がっているところですが、どこかで上がるでしょうし、こちらはあまり心配していません。
 あとは、前川さんのセンスの高さをよく見ることができたので、今季はシーズンのどこかで出てくるのではと楽しみになりました。

 これからあと5日間でどの程度調整ができるのか、不安とともに期待もしています。
 いくら悪いと言っても昨季のチャンピオンチームですし、スタメンはまあまあ仕上がっていると思いますから、オープン戦の数字よりは見栄えのする展開を見せてくれるのではと思っています。
 いよいよ始まるということでわくわくしていますが、くれぐれも最終調整で怪我のないようにしてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:40

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