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 休日いかがお過ごしでしょうか。

 今日は,少々昔の話ですが,内柴さんが県民栄誉賞を取り消された件についてお話ししようと思います。
 本件については報道されている以上の情報がないため,以下に述べることは真実に沿っているのかよく分かりませんが,それを前提に読んでください。

 内柴さんが準強姦罪ということで身柄が拘束されていますが,内柴さんは合意があったとして否認しているそうですね。
 被害者の方は19歳ということですから,そもそも飲酒させたこと自体に問題があると思いますが,酒に酔った点まで内柴さんが認めているのであれば,酒に酔った方が果たして真に合意をすることが可能なのだろうかと単純な疑問はあります。
 とはいえ,全く合意が成立する可能性がないということはできないので,その辺りは今後の捜査の進展等を待つしかないでしょう。

 そんな捜査の進展を待たずに,熊本県は早々に県民栄誉賞を取り消したというお話を聞きました。
 私は,この措置は大いに問題だと思います。
 というのは,刑事処分においては原則として無罪推定の原則というものがあるからです。
 つまり,刑事裁判の判決が確定するまでは無罪として取り扱わねばならないという原則です。
 特に,今回の件では,内柴さんは準強姦を否認しているということですから,この主張が認められた場合は当然無罪となるわけで,無罪になったらまた賞をあげ直すつもりなのでしょうか?もし,無罪になった後に賞をあげ直すようなことがあれば,大変現金な賞として今後は著しく権威が落ちることはいうまでもないと思います。
 もし県民栄誉賞が受賞者に対して継続的に恩給的なお金を給付するというものであれば,これを早々に打ち切るべく取り消し等の処分を早めにしたいという考えもあると思います。しかし,どうやらそういうものでもないようですし,どうして結論を急いだのか,今後の賞のあり方を考える上でも今回の対処は疑問が残ります。

 ちなみに,お題も県民栄誉賞としながら,この件で私が一番問題視しているのは,当初大学側がこの問題を「セクハラ」などという単語で表現していたことです。
 実は,この件は,ネット上では既に数ヶ月前から話題になっていた話で,その頃から世間一般で表現されるセクハラという内容を超えたものであるという認識を持っていました。
 セクハラと表現したことについては,大学側が事件を矮小化して事なかれで済まそうとしたのではないかと勘ぐってしまいます。
 このように表現されて傷ついたのは,いうまでもなく被害者でしょう。
 事件の性質上,被害者としてはまずできれば他人に知られたくないと思うものでしょう。ですが,被害者の方は勇気を持って大学等に打ち明けたのですから,次の段階としては正しく真実を知ってもらいたいと思うはずです。にもかかわらず,自分を守ってくれると思った大学が事実を小さく表現して公表したとすれば,これにより感じたであろう悲しみは表現できるものではないはずです。
 私は,もし大学が事実を小さく表現しようとしてセクハラと表現したのだとすれば大変残念な話だと思いました。

 今野球界はFA選手の動向で持ちきりですが,昨日私が見た夢ではFA権を行使したダルビッシュさんが結局阪神に来るというものでした。
 風邪気味で熱にうなされていたのは事実ですが,目覚めてから夢とはいえ随分な感じだなあと思いました。
 実現はしないでしょうが,来るならば歓迎はしようと思います。

 また,一部の噂では,中島さんがヤンキースに入った後にすぐに放出されるというものがありました。
 本当ならばひどい話だと思いますが,阪神に来られても鳥谷さんの地位は譲れないのでヤンキースと同じく控えになってしまうのかなあと悩みは尽きません。
 まあ,そもそもヤンキースからもらうとすればどれだけ払うんだという問題以前に,こちらも全く実現はしないのですが。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:06
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