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 こんばんは。

 今年も残すところあと2週間足らずとなりましたが,振り返ると本当に大変な年だったと思います。
 私の記憶にある限りでは1995年以来の大変さだと思いますが,まだ2週間ありますし,油断せずにいきたいものです。

 さて,今日のニュースで,電力会社では原子力発電の稼働率が落ちているために火力発電に頼るところが多くなり,発電するほど赤字になるという状況だとの報道がありました。どうやら,原発の再稼働があれば社債の発行状況は改善するそうな。
 この話が本当かどうか疑わしいですが,仮に真実としても,今このニュースを出してきたのは,先日の収束宣言を受けて原発の再稼働をさせようとしているのではないかと意図が隠れているように思えます。
 私としては,原発が安いということは,この原子力災害の賠償の問題を一つを取り上げてもとうてい言える話ではなく,目先のコスト割安を目指していざという時に備えないという姿勢は非常に問題だと思います。
 今回の原子力災害は,想定外の津波などそうは起きないだろうという安易な考えを前提に放置を続けたつけの結果ですから,もし今回目先のコストを重視して原発再稼働などということに踏み出すことは,わずか9ヶ月前の過去から何も学ばない愚行に他ならないと思います。
 今後もし原発再稼働がなされるとすれば,それは今回のような問題が起きないような十分な措置と国民の理解が当然の前提となります。そう考えると,これらを勝ち得る際には莫大なコストが生じるでしょうから,果たして単純にコストを比較した場合に原発は本当に安いのか,私はきちんと計算していないので分かりませんが疑問を持つところです。
 また,電力会社が赤字と言っても,この状況ですら東電はボーナスをもらっているわけですし(一般職は約37万円と聞きましたが,総合職はどの程度もらったのか知りたいところです。),まずは人件費や福利厚生の見直しなど民間企業としての当然の企業努力をしてから問題提起をしてもらいたいものです。
 いずれにしても,現時点での原発再稼働という早計な判断だけは現に慎んでいただきたいものです。

 杉内さんが案の定読売に行きました。
 当初の終身雇用の希望は誰が持ち出した話なのか,その後どこへ行ってしまったのか,その辺りはよく分かりませんが,いずれにしても杉内さんにとって野球を行うのに適した環境を選択して選んだ結論ですから,私は見守りたいと思います。
 これで読売はソフトバンクさんの表ローテを2枚もらったわけで,やりづらい相手になることは間違いないでしょう。しかし,前も言いましたが,そのような読売を倒してこそ阪神の強さを証明できると思うので,全く望むところだと言いたいですね。
 むしろ,表ローテを3枚失ったソフトバンクさんは来年どうなるのか,それが少々心配です。まあ,今年を見る限りでは,投げる方だけでなく打つ方も強かったですから,何とかしてくるのでしょうが。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:08
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