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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,特許庁で開発中の新情報システムの開発を中断することとしたそうです。
 この情報システムは,特許の出願・登録等に当たって中国の情報を調べることが出来,国際化を進めるためのものだったようです。
 これまでこのシステム開発のために55億円を投じてきたとのことですが,開発の遅れの原因は設計の不備のようです。設計は東芝ソリューション,開発管理をアクセンチュアが担当していたとか。
 今後,この設計情報は特許庁の別システムに生かす方針とのことですが,この中断について本日枝野大臣が謝罪しました。

 ここまでを見る限りでは,どうやらこの原因は開発における設計の不備のようですし,そのような設計で進めることになった開発管理にも問題があったということでしょう。
 ここで出てきた55億円ですが,これは以前仕分けパフォーマンスで削ろうとしていた金額の中でもそれなりに高額の部類に属するもののように思えます。そうなると,これを単なる損失として見過ごすことはできないでしょう。
 また,ただでさえ民主党には風当たりが強いご時世ですから,これを見過ごしたとなれば東芝関係となにやら関係があるのではないかと疑われかねないところです。
 特に,東芝関係は福島第一原発にも関わっていますから,これを見過ごすとなれば色々とうがった見方が出てきて,最終的に民主党支持が落ちることも容易に予見できるでしょう。
 一応,この開発結果を別システムに生かす方針とのことですが,損害が出た部分については開発に携わった業者には契約責任をきっちりとってもらって,最終的にそれを説明してもらいたいものです。

 阪神育成枠のザラテ投手が,サイヤング賞投手サンタナさんのチェンジアップ,通称パラシュートチェンジを手本にしたチェンジアップを投げるという記事を見ました。
 何でも,ザラテ投手は,テレビでサンタナさんの投球を見て研究したのだとか。そう,これはサンタナさんからの直伝というわけではなく,テレビ越しの指導だそうです。
 色々と突っ込みどころはありますが,とりあえずこれを記事にした新聞社を賞賛しつつ,このチェンジアップの威力を見せてもらえる日を楽しみにしましょう。

 ちなみに,チェンジアップに異名がついているといえば,昔阪神にいてロッテに行ってしまった橋本投手の「通天閣チェンジアップ」でしょうか。また,異名ではありませんが,チェンジアップの一種として,わざわざパワプロ側に名称の変更を依頼したという噂の井川投手の「サークルチェンジ」も挙げられます。
 こういった類の話は,その実用性以外にも観戦した際のネタとして楽しませてくれるので,私は極端な名前負けのない限りは出てきたらいいなと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 17:44
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