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 こんばんは。

 今日は阪神がヤクルトさんに敗北して読売のリーグ優勝が決まりました。
 直接対決で散々負けていましたし,8月後半にはこの結論は受け入れていましたから,今さらこの結果をどうこう言うつもりはありません。
 しかし,今年の阪神の後半戦の勝負弱さは何とも言葉では言い表しがたいものがあります。
 何度も言ってますが,とにかく打てない打線では,疲れが出てくる投手陣を救うことはできず,このままではクライマックスシリーズもこんな感じでいってしまうのではと心配でなりません。
 おそらく3位はないでしょうから,いっそ割り切って調整に徹してもらった方がいいのではと思います。

 野球の話題と言えば,今年の夏の甲子園で甲子園最速の球を投げた済美高校の安楽さんが右肘の違和感を訴えて降板し,済美高校が地方大会1回戦で敗退してしまったというものがありました。
 この結果では来春のセンバツに出場することは絶望的だということで,次に安楽さんを見るのは夏の甲子園大会ということになってしまうのでしょうか。

 安楽さんの右肘の故障を見ると,この夏に話題になっていた高校球児の投球数問題が再燃するのではと思います。
 安楽さんは,春のセンバツでは5試合で772球,夏の甲子園大会でも相当の球数を投げておりまして,その際に日米で球児の将来のためには球数制限を設けるべきではないかという議論が巻き起こっていました。
 これについては賛否両論があり,済美高校の上甲監督は高校野球に球数制限はそぐわないと主張するなど,話題になっていました。
 しかし,夏の大会が終了した後にはこの話題は世間で出なくなり,棚上げのまま次回大会を迎えるのかなと思っていました。

 ところが,ここにきて安楽さんが右肘を怪我するという事態になり,やはり何らかのルールを設けるように考えねばならないのではないかというように思います。
 それが球数制限なのか,それとも医師の診断書なのか,私には何ともいいがたいですが,安楽さんのような将来性のある投手をここでつぶしてしまうのは大変問題であると思います。

 私は,選手のできるところまではやらせてやりたいと思いますし,人によって耐久力の違いもあるところで十把一絡げに球数で縛りを設けるのは適切なのか分からないように思います。
 しかし,選手であれば,監督からもう無理なのかと聞かれれば,大丈夫だと答えるのは当然であり,それを選手の自由意思に任せるのは無責任と言わざるを得ないと思います。
 ですから,この点については何らかのルール作りをしないともっと被害が広まっていってしまうことになると思います。

 今回の安楽さんの怪我は大変残念であると思いますが,肩の怪我ではなかったので最悪の事態ではなかったと思います。
 であればこそ,最悪の事態が訪れる前にルール作りをしておくべきなのではと思います。

 今年の甲子園は故意のファウル事件のルールの件など,ルールの内容が問題となることが多かったように思います。
 最終的にルールを変更するかどうかは別として,これは一つの機会として今後のルール作りについてよく考えてもらいたいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:00
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