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2013.09.24 Tuesday
 こんばんは。

 今日はの阪神は甲子園で横浜さんを迎え撃ちました。
 先発能見さんはいい投手なのですが,時たま一発病が発病し,今日も初回で早速一発を浴びた時には,これはいつもの貧打で負けてしまうのではと心配していました。
 しかし,その後珍しく打線が奮起し,見事な西岡さんの満塁からのだめ押しが決まり勝利を収めました。

 しかし,今日横浜さんが敗れ,かつ広島さんが勝利したため,横浜さんのクライマックスシリーズへの進出の道がたたれました。
 そして,それとあわせて中畑監督が辞意を表明しました。

 中畑監督は,かねてからクライマックスシリーズに出場できなければ辞めるという趣旨の話をしておりましたが,それが実現してしまう形で少々寂しく思います。
 無論,これから球団側の慰留が入ると思いますから,まだ本意の可能性も十分あるとは思うのですが,それでもこのまま翻意せずに去っていくとすれば大変残念だと思います。

 他にも退任する監督はいらっしゃるとは思いますが,敢えて中畑監督を取り上げたのは,弱かった横浜さんに明るいイメージを植え付けてファンを楽しませたという貢献の問題でしょうか。
 他の監督もプロ野球発展への大きな貢献はあるわけですが,それでも勝っても負けても明るかった中畑監督はやはり敵として観戦していても楽しかったです。
 敵球団のファンである私ですらそう思うわけですから,おそらく横浜ファンの方々はみな楽しんでみていたでしょうし,選手達も監督を喜ばせたいという気持ちでプレーしていたのではないかと思います。

 また,今年は例年と異なり最下位を脱出する見込みが濃厚で,その意味ではチームを強くしたという評価もできるのではないかと思います。
 現在5位ですから,強いとは言えないかもしれませんが,明らかに打線は脅威であり,もっと投手陣さえ整備できれば上の順位を狙えたのにと思う時はいくらでもありました。
 投手の不足しているポイントは山口さんに固定できない抑え,イマイチ頼れない中継ぎ陣,そしてローテーションを回せない先発陣と全てなのですが,特に左でいい投手がいれば展開も変わったであろうにと思うところは数多くあったと思います。
 ですから,このオフは,乱獲と言われてもFAなどでいい投手を集めれば,来年はそれなりにいい試合が見られるのではと楽しみにしているところもありました。

 そのような状況で中畑監督が球団を去るのは大変残念だとは思いますが,中畑監督は昨シーズンオフに奥様を亡くされ,シーズン中にはお兄様を亡くされておりますから,その辺りの悲しみを耐えながらシーズンを過ごしていたのだと思います。
 おそらく,シーズン中は監督業に専念し,それらの方々への弔いをきちんとしていない可能性があります。
 ですから,一度監督業から降りて,ゆっくりそれらの方々を弔うことをしたいと考えているのかもしれません。

 今回の実績を考えれば,仮にここで監督を降りることになったとしても,今後また監督になることはありうるのだと思います。
 これだけがんばってこられただけに,できれば辞めてもらいたくはないと思いますが,それでももしお辞めになるのであればお疲れ様といいたいです。

 とりあえず,明日からの戦いをまた楽しみにしたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
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