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 こんばんは。

 今日の阪神は,8対0で勝っていたところから,一時期同点まで追いつかれたものの,最終的に辛くも勝利しました。

 はっきり言って,今日は絶対に勝たねばならない試合でしたし,今日のように危うい展開になるのは私はあり得ない,あってはいけないことだと思いました。
 昨日は3対2からサヨナラ負けという酷い試合でしたが,今日は中盤までに8点もとったのですから,西武戦から負け続きの阪神はどうしても勝たねばならない試合でした。
 にもかかわらず,7回に8点もとられて藤浪さんの勝利を消してしまったのですから,投手陣と野手陣は猛省しなければなりません。

 まずは,伊藤隼太さんと上本さんの守備に問題がありました。

 特に伊藤さんの守備は,以前から緩慢な守備があるといわれていましたが,福留さんの入るべきライトで後逸してしまって,これが8点をとられる流れを作り出してしまいました。
 これが福留さんであればこのようなことはなかったですし,伊藤さんはこのように守備でやらかすところがあるからこそスタメンで定着させるには危ういと思われてしまうのだと思います。
 特に,今日のような守備は気を張っていれば防げたと思いますし,個人的にはもう一度最初からやり直してもらいたいと強く思うくらいです。

 上本さんについても問題は感じています。
 ただ,和田監督が,藤浪さんの記録達成を守るために,8点も差があるのに前進守備にしてしまい,それが原因で発生したファンブルであるとも思います。
 ですから,上本さんについてはミスを反省して頂くにしても,和田監督の采配ミスというのが大きいと思います。

 このように野手陣のミスでできた悪い流れを投手陣は止めることができませんでした。
 藤浪さんについては,自分の記録が失われてしまったショックもあれば守備に足を引っ張られたところもありますし,仕方ないとは思います。
 ただ,リリーフで出てきた高宮さんと松田さんが同じく流れを止めきれなかったのは残念です。
 ピンチで突然出されるのは同情はしますが,それでも松田さんはホームランを食らってはいけないでしょう。
 最近の阪神投手陣はホームランを食らいすぎで,先の西武戦でホームランを食らってしまえば一気に試合にならなくなることを学習したと思うのですが,なかなか思うようにホームランを回避できません。
 もちろん打たれたくて打たれたわけではないのは知っていますが,それでも二軍を含めてこれだけ万遍なく打ち込まれるとなると,もはや投手自身の問題というよりも投手コーチに問題があるのではないかと勘ぐってしまいます。
 いずれにしても,このような打たれ方をすれば試合にならないと思います。

 8点も差があって競った試合をするのは,お客さんに失礼だと思います。
 今日に限っていえば,この責任は投手陣のみでなく野手の守備にも問題がありますし,チーム全体の問題でしょう。

 最後はサヨナラ犠牲フライで終わりましたが,本来勝つべき試合を当然勝ったというだけで,かつ延長戦で無駄な体力を使ってしまった,最後は打って勝ってほしかった等々,不満の多い試合でした。
 結果はよかったですが,それでもこのような試合をするというのは今年の阪神は弱いのだなと改めて思わされます。
 これでは首位を目指すなどということはできませんし,ファンも離れていってしまうのではと思います。

 ミスのない試合をせよというつもりはありません。
 ただ,今日のような守備から流れができて試合が壊れる様を見るのは,ファンとしては情けない思いです。
 また,このところ壊れた試合ばかり見せられているように思え,こういう展開が多いのは本当に疲れてしまいます。
 明日以降は楽しませてくれる試合をしてほしいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:12
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