Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,マクラーレン試乗車を盗んだとして男が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 これは,午後10時25分ころ,男がマクラーレンの販売代理店が入るビルの地下駐車場に進入して,試乗車のマクラーレン(販売価格約3500万円)を盗んだというものです。
 男は,この日の午後2時ころに一度来店し,店員と試乗したということでした。
 しかし,その試乗車を返却する際,店員は鍵の返却を受けられず,男が店員から鍵の所在を聞かれた際には「知らない」と答えたそうです。
 そして,男は,夜になって再度ビルを訪れ,店員を装って警備員に地下駐車場を開けてもらって,持っていた鍵で車を盗んだと見られるそうです。
 翌朝,店側が警察に被害届を提出しまして,男に連絡を取ったところ,近所に駐車してあると説明を受け,車が発見されたそうです。
 男は,「終電がなくなり,マクラーレンから借りただけ」と主張しているそうです。

 そもそもこの男の主張が通るかどうかですが,記事を見る限りではかなり難しそうに思います。
 試乗車を借りるに当たって営業時間外にやってきたこと,警備員に店員を装ったことなどがその供述と相反する事情だと思います。
 また,終電の主張についても,記事に出ている男の住所と販売店の場所の関係からいえば,まだまだ電車はあったと思われ,その意味でも通らないものだろうと思います。
 ただ,この男が翌朝に連絡を素直に取れたというのは,本当に盗んだのであれば連絡を取れないようにするとも思いますし,何となく何が本当なのだろうかと思ってしまいます。

 ただ,店員側も,車の鍵の所在があやふやなまま放置してしまったからこそ本件が発生したともいえ,猛省しなければならないでしょう。
 特に,高級外車ですから,経済的損失の問題もありますし,そのまま放置してしまっていい問題ではないと思います。

 また,警備員も,店員だという発言だけで信じてしまって駐車場のシャッターを開けてしまったということも非常に問題でしょう。
 業務時間外に第三者の侵入を防ぐために存在しているならば,せめて面倒でも身分確認をした上でシャッターを開けるべきだったと思います。
 特に,高級外車を守るという立場上,それは通常の案件よりも強く求められたと思います。

 そう考えると,この事件は,もしも男の供述が真実でないとした場合,男の問題のほか,登場人物が適切な行動をとらなかったことも問題であろうと思います。
 店員や警備員の誰か一人でもなすべき行動をしていれば起こりえなかったものですし,その意味では偶然の産物のような事件かも知れません。

 なお,もしも借りただけで盗む意思がなかったという場合,窃盗罪は成立しません。
 その場合は,刑法で使用窃盗というものに当たり,窃盗罪にはならないのです。
 もしかしたら,この男の弁解は,使用窃盗を意識して行ったのではと思ったりしました。


 今日の阪神は見事に勝ちを収め,首位をキープできました。

 今日の勝利の立役者は福留さんで間違いないでしょう。
 福留さんの同点ホームラン,逆転ホームランは,まさにほしい時にほしいものを出してくれたという理想的というほかない活躍でした。
 ホームランがよいのはもちろんのことですが,4打席4得点ということで,ホームラン以外の打席も四球,三塁打と活躍しました。
 また,守ってはライトゴロを記録しまして,守備にも申し分ない活躍を見せてくれました。
 まさに,今日は福留さんがいなければ勝ち星がつきませんでしたが,今年は福留さんに勝たせてもらった試合は何度目だろうと思ってしまいます。
 去年の今頃は,株主総会で叩かれるくらい不振を極めていましたが,本当によくぞここまで復活してくれたと嬉しくなります。

 打線全体で見れば,9安打5得点と,非常に安打数に比べて得点効率がよく,追いつこうという展開から中盤に同点,そして終盤に逆転と見ていてすっきりする試合だったように思います。

 メッセンジャーさんも,7回3失点と,序盤に結構点を取られても粘り強く投げてくれました。
 今シーズンはじめのメッセンジャーさんは,序盤に点を取られるとそこからズルズルと失点することが多かったと思いますが,最近は多少失点してもそこから流れが続かないという安定感を感じます。
 この安定感こそ本来の持ち味で,去年もよく助けられたものですから,これが出てくるならばここからも勝っていけそうです。

 抑えの呉さんも,今日は3人でまとめており,セーブ数ではリーグトップに立ちました。

 一度首位に立った他のセリーグ球団は,いずれも首位にたった後にどこかで大連敗を喫して失脚していきましたが,その意味では今日の阪神はどうなるだろうと心配していました。
 しかし,今日は大崩することもなく,いつも通り接戦をものにできていて,首位に立ったからといって安定感がなくなったというわけではないのかなと思いました。
 もちろん今日だけで判断するわけにはいかないのですが,それでも一つ目の関門はクリアできたかと思いました。
 明日も勝利を期待しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

↓よろしければ押して頂けるとありがたいです。

阪神タイガース ブログランキングへ
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 18:36
PAGE TOP