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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国のマンションで,50世帯でほぼ同時に家電が爆発するというものがあったので取り上げてみました。

 爆発したのはテレビやパソコン,扇風機等ということです。
 その原因は家庭への送電電圧が基準を上回ったからといわれています。
 このマンションの送電線や設備が旧式で,夏になり気温が上昇するために電力負荷が大きくなると問題が出やすいということです。
 さらに,電線のすぐ近くに木の枝が張り出していて,風に揺るられた木の枝が送電線に触れて動かして電線2本がショートしたため,380ボルトの高圧電流が家庭向けの戦に流れ込んだということも挙げられるということです。
 電力会社の人によれば,出かける際には電気器具の電源を切っておいてもらいたい,各家庭は自宅の電力消費量を考え合わせた上で電圧安定機を使用するのがよいと述べているということです。

 記事によれば,中国では老朽化した電力設備を使い続ける地方も多く,電力使用量が大きくなる夏では様々な事故がよく発生するということです。
 日本では,電力会社が供給する電力は電圧や周波数などが極めて小さな誤差の範囲内に調整されているということです。

 昔から,よく中国の電気の質がよくなくて,そのために家電が爆発することがあるという話を聞いたことはありますが,このように大規模で同時に爆発が起きるというのは聞いたことがありません。
 結局原因は老朽化した設備と枝ということですが,その辺りのケアはどのようにされていたのかが問題なのでしょう。

 ただ,私にしてみると,電力会社の方のコメントが,爆発させないように今後気をつけたいというものではなく,爆発ありきで出かける際には電源を切った方がよいということを述べているのは驚きます。
 爆発を防ぐ努力ではなく,爆発が発生するという事態になった場合の被害を最小限にする策を提供するというのでは,おそらくこの問題は今後も発生することでしょう。
 このコメントを考えると,例えば冷蔵庫や,留守中の録画などは推奨しないということでしょうし,なかなか危険なのもだと思いました。

 中国の爆発系のニュースは時々目にしますが,このように爆発を前提にしたコメントを見るのは初めてで,ある意味新鮮でした。


 阪神鳥谷さんが,背中の痛みを抱えている状態での強行出場に関して,自分としては駄目とはいわれない限り試合に出るつもりでやっているとコメントしました。

 このコメントの読み方は2通りあると思います。

 一つ目は,金本さんの後継者として,フルイニング出場をできる限り継続させたいという意思表明です。
 鳥谷さんは,今年こそ成績は振るいませんが,それでもチームの柱の一つとして機能していることは確かだと思いますし,そのような選手が出続けることの大切さは金本さんから教わっていることでしょうから,それを実戦したいという気持ちに見えます。

 二つ目は,自分としては限界に近いので一度休ませて欲しいというSOSサインというものです。
 鳥谷さんがこのようなコメントを出すのはあまり見たことがないのですが,これは一方では首脳陣に休めといわれたら休む意思は十分にあるという表明ににも見えるのです。
 鳥谷さんはチームの主力選手として自分から身を引くという選択をしづらい立場にいますから,そこは首脳陣の側からその選択をしてもらえれば道ができるというようにも見えます。

 そのどちらが正解なのかは分かりませんが,問題はその選択を首脳陣ができるかです。
 金本さんの偉大な記録が途切れた時は,いずれも実力的にどうしようもないと誰もが思うような場面があってからだったように思います。
 その場面を迎えるまで,金本さんは随分辛い思いをしたと思いますし,そのような場面を見たくなかったという人も少なくはないでしょう。
 鳥谷さんの場合,金本さんの当時に比べれば年齢も若くいずれ復調してくれるのではという思いもありますが,一方で金本さんのことを思い出せばあの二の舞はやめてほしいと思うものです。
 ただ,金本さんの時,首脳陣の判断は比較的遅かったと思いますし,今回の鳥谷さんの件も当分休ませる方向にはならないのではと思っています。

 首脳陣から見て鳥谷さんがやれるならば申し分ありません。
 ただ,鳥谷さんという絶対的な存在がい続けたのですから,いざいなくなった時どうするのかというのはチームとしてこれから背負う問題ですし,ここはいっそ調子が出ない時は期待の若手を使うというのも選択しかも知れないと思ったりしました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:03
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