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 こんばんは。


 一昨日夜,読売の高橋監督が辞任するという報道が出ました。
 その少し前,飛ばしで同様の情報が流れるも,直ちに削除されるということがありましたが,その後に満を持してという形で正式に報道されました。

 成績だけ見ると,読売の伝統と実績を考えれば,辞任は相当だったろうと思います。
 むしろ,高橋さん自身は監督業を辛そうにやっていたような印象が強く,もしも向いていないポジションに強引に3年もつけられていたのだとすればと思うと,本当にお疲れ様でしたと思いますし,読売に対しては反感を持ちます。

 また,読売に反感を持つ理由としては,次の監督に原さんが就任する可能性が高いということも挙げられます。
 思い返せば,高橋さんの監督就任時,原さんが辞任して,当時代打の切り札だった高橋さんが突如現役を引退して監督になりました。
 この時の読売を巡る騒動を思い出すと,原さんが自身の美人局問題で反社会的勢力と見られる人に対して1億円を支払ったことが公にされました。
 また,読売選手の野球賭博問題も取り沙汰されました。
 そういった汚れた問題にまみれた読売,特に原さん個人の大きな問題も有耶無耶にする形で,原さんは突然監督を辞任し,高橋さんが現役引退して監督に就任しました。
 当時,私は,これは窮地に陥った原さんを救うために,生け贄として高橋さんを差し出したのだと思っていました。
 そして,当時も,ほとぼりが冷めた頃に原さんが登場するのではと思っていましたが,どうやら本当にその展開となりそうです。

 このようなことのために,天才打者であり,代打の切り札であった高橋さんは現役引退を強いられ,不慣れな監督業に据え置かれ,成績が振るわないために多くの批判を受け,にもかかわらずなかなかやめさせてもらえず,最終的に原さんのほとぼりが冷めたと考えられた時期にようやくリリースされたという顛末をたどったように見えます。
 真実はわかりませんが,外から事実関係を見ている限りではそのように見えてしまい,結局高橋さんという有能な人物の人生を差し出して読売は醜聞から逃げたというように思えてなりません。

 それだけに,原さんが3度目の監督就任の可能性が高いというニュースを耳にした時,3年前の危惧が現実化し,本当に読売が嫌いになりました。
 伝統ある人気球団を守るのであれば,有能な人間を切り捨てることも辞さないこの球団に対しては,是非とも他の5球団は野球で成敗してもらわねばならないと思います。
 原さんは実績ある監督ではありますが,もはや原さんに席はないということを実力で追い出してもらうくらいの気概を見せてもらいたく,来季のセリーグ5球団に対しては非常に強い期待をしています。


 そんな期待をしている球団の一つである阪神ですが,今日の敗戦を待つまでもなく,今日読売が勝利した時点でCS進出が完全に消滅しました。
 今季の阪神はひたすら弱かったですが,このところ特に勝負弱く,終盤の連戦で4連敗となれば,このような結果は当然というべきものだと思います。

 昨日今日を見ている限り,かなりいい接戦でしたから,阪神の選手達はそれなりに頑張っていると思うのですが,いかんせん勝負弱いとしかいいようがありません。
 今季の阪神は,勝つ時は大勝,接戦は落とす,終盤まで負けていると逆転できないという展開が多かったように思いますが,こういう特徴は弱いチームによく見られるものだと思います。
 今年1年を振り返ると,しみじみと強かった時期を思い出すことが一度もなく,通年で弱かったと改めて思います。
 私は暗黒時代以来の訓練された阪神ファンですから,これで離れるということはないのですが,今季の阪神を見てファンを止めようと思った人は少なくないように思います。

 もはや今の阪神は,最下位か5位かという瀬戸際に立たされており,それも中日さんと互角でまだ見通せないと思います。
 これだけ弱いとなれば,おそらくこのオフは大粛正がなされると思うのですが,今のところは西岡さん,山本翔也さんが戦力外となり,横山さんは育成契約になるということです。
 おそらく,これからまだまだ出てくるのだと思いますし,補強の方も本格的に行われるのだと思うのですが,選手だけでなく首脳陣についても粛正が行われないといけないでしょう。
 監督を維持するかは別として,ヘッドコーチ以下は責任をとらざるを得ないでしょうし,来季の陣容は全く別の形になるくらいでなければならないと思います。
 思い返せば,かつて野村監督が退任して星野監督が就任した際,大粛正が行われましたが,かなりの血の入れ替えを行った成果か,その後阪神は弱小チームから強豪チームに生まれ変わりました。
 阪神は,まだ弱小チームに加入してから間がないため,血の入れ替えをして生まれ変わるならばチャンスはあると思います。
 それだけに,今年のオフは,残念ながら容赦なく行うしかないのではないかと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:47
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