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 こんばんは。


 今日の記事を見ていたら,ベルマーク財団がベルマーク集めの非効率さに悩んでいるというものがあったので,取り上げてみました。

 ベルマークは,1960年,教育環境の整っていない地方の学校を援助するため,協賛企業が売上の一部を寄付するシステムとして始まったということでした。
 しかし,技術の進んだ現代でも,商品のパッケージに付いているマークをきり,その種類ごとに集めて自分たちで集計するというアナログなシステムに変わりはありません。
 QRコードにしてはどうかという意見もあるそうですが,1つのQRコードで何度も読み込めてしまうなどの技術的に解決しにくい問題もあるということです。
 また,マークの形を一つ変えるにも,マークを付けている会社の製品パッケージを変えることになるので,非常に大きな負担を強いることになるということです。
 結果,協賛企業が離れていく恐れもあり,なかなか変更がしづらく,今でもPTAは手作業のままということです。そして,ベルマークが送られてきた財団も手作業で行うそうです。

 この記事を見ていて,そういえばベルマークなるものがあったと思い出しました。
 小学校低学年の頃は,これを集めて学校に持っていった記憶がありますが,その後はいまいち記憶もなく,残念ながら私はあまりこの活動に協力的ではなかったのかもしれません。
 ただ,システムとしては記憶にあり,それがこの記事を見ていて未だに変わっていなかったのかと思いました。
 そういえば,以前PTAの父兄達が一生懸命ベルマークを仕分けせざるを得ず,その時間をパートに当てた方が遙かに生産的なのにという記事を見たことがあったのを思い出しました。
 私が見ている情報の限りということにはなりますが,ベルマーク制度への協力について消極的な父兄は少なくないような印象です。

 この記事を見ていて,このスマホ等が普及した現代において非効率な手作業でベルマークを仕分けることはどうなのかとは思います。
 ベルマークは子供が些細な活動でも誰かを助けられるという考えを持つ教育的意義があるとは思うのですが,その反面膨大なベルマークの紙片を多くの大人が集まって時間をかけて作業をするのは教育的価値とのバランスが取れないのではないかと思えます。

 一方,全国からベルマークの紙片が送られてきて手作業で仕分ける財団側も,相当非効率な作業を強いられていることから,何とかしたいと思っているのでしょうが,妙案がないということなのでしょう。
 そうなると,残念ながらベルマーク制度を別の制度に移行させ,現行ベルマーク制度を終わらせるのがよいのだろうとは思いますが,果たしてどのような制度に移行させるのがいいかという妙案まではありません。
 この制度の存在意義が子供達が小さな活動で誰かを助けることを実感させるというものであれば,それをベルマーク制度にゆだねるのではなく,学校のカリキュラム中に導入してベルマーク制度をなくしてしまうのが一つの策のように思えるのですが,そうするとベルマークの恩恵を被ってきたところは今後どうするのかという問題もあるのかもしれません。

 いずれにせよ,現行制度のままではどの立場の人達においてもあまりベルマーク制度について協力的に思うことは難しいように思えます。
 このままでは,協力企業もイメージ悪化を防ぐために取りやめてしまい,ベルマーク制度の理念の一つが損なわれる懸念もあるので,何とかしないわけにもいかないでしょう。


 今日は珍しく阪神ではなく,CSファイナルステージの話題を取り上げたいと思います。

 今日は広島さんと読売が試合をしましたが,広島さんが8回に新井さんのタイムリーと菊池さんのスリーランで逆転して勝利しました。

 畠さんが敗戦投手となりましたが,7回は悪くない投球だったため,回跨ぎをさせた采配が悔やまれるところでしょう。
 しかし,広島さんは,シーズンからよくやっていた終盤の逆転劇を,この土壇場の短期決戦でもできるのですから,本当に強いチームだと改めて思いました。
 今季引退を表明している新井さんがチャンスでタイムリーを打てていましたが,阪神時代ではここで凡退するのだろうという場面なだけに,本当に広島さんという環境と水が合うのだろうとしみじみ思いました。
 また,菊池さんはあの場面であの一撃を打てるのですから,これでセカンド守備も素晴らしいわけで,阪神としてはうらやましいという思いでしか見られません。

 読売の采配としては,畠さんの回跨ぎも問題ですが,好投の田口さんを6回で下げた点についてもどうだったのかと思います。
 もちろん結果論ですから,これをもって責めるというには高橋監督に酷だとは思うのですが,それにしても今日の試合は投手起用の仕方によって流れが変わってしまったのではと思うところもあります。
 やはり采配のもっとも肝要な点は投手起用だと改めて思いますし,来季の矢野監督にもその点を強く求めています。

 これで広島さんが日本シリーズ進出に王手をかけましたが,私としてはあれだけ広島さんがシーズンで強かったのですから,ぶっちぎりの強さで他球団を圧倒して日本シリーズにいってもらわねば困ると思っています。
 シーズン終盤は中継ぎ投手の関係で苦労するシーンをよく見ましたが,それを日本シリーズの短期決戦で見たくはないので,ここでうまく流れに乗って好調のまま日本シリーズに突入してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05
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