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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,韓国で,出入りのできない高速道路が造られたというものがあったので,取り上げてみました。

 この高速道路は民間高速道路ということで,既にある高速道路と交差する部分があり,それなりに需要が見込まれていたということでした。
 しかし,この高速道路は,既存の高速道路からジャンクションで入ることができず,分岐点から1キロ離れた料金所から一度出て再び高速道路に入り直さなければならないそうです。
 そのため,乗り入れるためだけに余計に通行料金が生じてしまい,かつ,かなり遠回りになってしまうことが懸念されるということでした。
 しかも,この高速道路の通行料金は通常の高速道路に比べて30%ほど効果だということでした。
 この高速道路の当該区間は片道のみが建設されたそうで,建設会社が述べるその理由は需要がないと判断したからということでした。

 このニュースを見ていて思ったことは,おそらく計画段階で気づきそうなミスだったということです。
 韓国の一般の高速道路も,日本と同じく,ジャンクションで別の高速道路に乗り入れをするシステムのようですから,そもそも建設前の計画で既存の高速道路とどのようにリンクさせるのか,ジャンクションをどのように造るのかは第一に考えられるべきと思います。
 特に,高速道路を造るに当たっては,道路計画が前提にあると思われ,その道路計画は既存の高速道路の位置からどの部分にどのように道路を延ばすのかということを検討するのが一般的だと思います。
 そうすると,既存の高速道路とリンクさせる形で新しい道を造るのであれば,その接続方法というのは道路計画において非常に重要な問題になることは素人目から見ても明らかだと思います。
 にもかかわらず,結局既存の高速道路と交差はするものの,独立した2本の道を造り出したというのは,その計画がずさんだったということなのでしょう。

 問題は,民間の高速道路とはいえ,税金がどの程度投入されているかだと思います。
 韓国の民間高速道路の建設のシステムは分かりませんが,2000億円も投入して民間の建設会社が道を造るとなれば,採算性がとれない場合,国からの援助をもって造るということになろうかと思われます。
 特に,建設後は高速料金の収入があるでしょうが,建設段階では収入がない状態ですから,そのようなところで道路を造ろうとするならばいくらか税金が入っていてもおかしくないと思います。
 もしも税金が入っているのだとすれば,このようなほぼ無意味な高速道路の建設は非常に大きな問題だと思います。
 その責任の所在はどこにあるのか,無駄になってしまった税金をどのようにして補填するのか等を考えなければならないと思います。
 例えば,無駄と知った上で工事を開始し,それを進めていたのは誰か,それを許認可した監督官庁とその責任者は誰か,いつの時点でこの道路が無意味になってしまう可能性を意識したのか,それを意識した後どのような措置を講じたのか等,調査しなければならない点が非常に多くあるように思いました。

 そして,日本でもそうですが,大きな建築物が造られる際には,これに関与している政治家や利益を得ている者もいると思われ,そのような背景事情についても解明しなければならないでしょう。
 せめて使えるものができあがったのであれば責任追及自体念頭に置かれないかもしれませんが,このようになってしまった本件ではそのようなわけにもいかないと思いました。


 今日の阪神ですが,昨日の敗戦と打って変わって,気持ちいい勝ち方ができたと思います。
 本当に久しぶりに気持ちのいい勝ち方が見られて,私としても気分がいいところです。

 今日は,秋山さんが,いつもより比較的点をとられてしまっていました。
 特に,横浜さんの一発攻勢に捕まってしまい,一度は逆転されただけでなく,阪神逆転後も一気に追い詰められる等されてしまいました。
 おそらく本来6回までは投げさせたかったところでしょうが,一発を打たれた時点での交代を見ている限り,今日の秋山さんはいつもよりあまりよくなかったというべきでしょう。

 いつもの阪神であれば,これだけ一発を食らっていたら負けるしかない貧打ぶりだったわけですが,今日の阪神は一発あり,犠牲フライありと,いつもの阪神とは違うくらいよく点を取れました。
 その中でも,中谷さんと原口さんの連続ホームランを見ていると,長距離砲で点を取れるということはこんなに気分がよく,かつ楽に見ていられるものだと改めて思った次第です。
 中谷さんと原口さんは,今季は調子がよかったり悪かったりとなかなか安定していると言い難いようにも思えますが,それでもこのような場面を見てしまうとできる限りチャンスを与えた方がよい打者だろうと思います。

 また,坂本さんが途中出場しましたが,バントよし,そしてドリスさんの落ちる球も逸らさない,走者を刺せるというところを見ると,今後も大いに期待できる選手だと思いました。
 岡崎さんはオーソドックスでいい捕手だとは思うのですが,ドリスさんの落ちる球との相性が悪く,ドリスさんの捕手としては坂本さんが適切だと思います。

 中継ぎ陣もいい働きをしましたが,やはり桑原さんが出てくる安定感は非常にいいものがあります。
 かつて7回に藤川さんが出てきた時,これで7回以降は点が取れないという気持ちを持たせられたことがありましたが,まさに今の桑原さんはその当時の藤川さんが登場した時のことを思い出させてくれる活躍ぶりだと思います。
 これだけの投手であればもっと前から活躍していたと思ってしまうのですが,そこは阪神久保コーチの力ということなのでしょうか。
 そうであれば,前から何度も言及している藤浪さんを復活させてもらいたいものです。

 1ゲーム差まで詰められていた横浜さんとの差を広げることができまして,その意味でも今日の勝利は非常に大きかったと思います。
 これまで阪神の貧打には相当厳しい思いをさせられてきましたが,今日の試合をきっかけにまた多少なりとも打撃が上向きになっていってくれると大変ありがたいのですが,どうなのでしょうか。
 次のカードは今年非常に弱い読売であり,何とか勝ち越しを決めてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20

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