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 こんばんは。


 ゴールデンウィークが終わり,今日から仕事が始まりましたが,私は今日は朝から早速裁判で,まさに日常が帰ってきたという気がしました。
 世間もみなが大変な思いをしたという一日だったと思いますが,こういう感覚があるのも大型の休みという恩恵があってのことと思ったりしています。

 さて,今日のニュースを見ていたら,中国で,隕石の所有権を巡って発見者とウイグル自治区政府が裁判で争っているというものがあったので,取り上げてみました。

 問題の隕石は,1986年8月,ウイグル自治区の少数民族の遊牧民が発見しました。
 この遊牧民の方は,専門家に依頼して石の成分を調べてもらったところ,ケイ素や鉄分などを含有していて,宇宙からの隕石であると分かりました。
 その後,値段も調べたところ,一部のコレクターから3億2000ドルとの返事をもらったそうで,この情報がインターネットで拡散されてしまいました。
 そして,ウイグル自治区政府の関係者が現場に駆けつけ,この遊牧民の方に無断で隕石を運び去ってしまったとのことでした。
 このため,遊牧民の方は裁判所に訴えましたが,その審理が最近終了し,半年以内に判決が下される見込みだそうです。
 隕石は17.8トン近いそうですが,これまでの例では1グラム当たり平均1ドル45セントで取引されているのだそうで,17.8トンだと2400万ドル相当であろうという評価もあるそうです。

 初めにこの記事を見た時,隕石といってもせいぜいバレーボールくらいなのではと思っていたのですが,約18トンの隕石となると相当な大きさなのではないかと思います。
 そうなると,クレーターもかなり大きなものができているのではと想像しますし,発見した遊牧民の方は初めに非常に驚いたのではないかと思います。

 中国の法律がどうなっているのかは分かりませんが,政府は遊牧民の方が価値のあるものと調べて分かったから持って行ったのでしょうし,権利関係は別として,政府のこのような現金な対応は信頼を損ねるものなのではと思ったりしました。
 また,仮に法律上政府の所有物になるとしても,遊牧民の方は自ら調査を尽くし,価値があることを突き止めたのですから,その点については何らかの見返りはないといけないのではという気もします。

 日本の法律では,私有地で見つけた場合は,地面にめり込んでいるかどうかで所有権の所在が分かれます。 
 具体的には,地面にめり込んでいた場合は土地の所有者のものとされ,地面にめり込んでいない場合は最初に拾い上げた人が所有権を持つとされています。
 本件の隕石はどうだったのか分かりませんが,約18トンもの隕石ともなれば地面に激突した衝撃も考えると多少地面にめり込んでいたのではという気もしますので,もしも私有地内に落下した場合は土地所有者のものとなるのでしょうか。

 この記事を見ていて,隕石の評価額にある程度相場があるということを初めて知りました。
 これまで仕事上で特殊なものの買い手を探すことがままありましたが,隕石というのはさすがに取り扱ったことがなく,1グラム当たり平均1ドル45セントという相場があることは純粋に知識としてもっておきたいと思いました。
 このような知識はいつ役に立つのかは分かりませんが,私のような仕事をしていると具体的な数字まで覚えていなくても相場があると知っているだけで仕事の進捗が違うこともままあるので,一応覚えておきたいと思いました。


 首位になった阪神ですが,明日から読売と東京ドームで戦うこととなります。
 阪神は,前回エラーをせずに,無難で強い野球をできましたが,明日の相手は菅野さんですし,どこまでこの打線が戦えるのかというのが問題でしょうか。
 東京ドームですから,一発の出やすい環境の中で読売の強力打撃陣を抑えられるかも問題ですが,それよりもとにかく菅野さんにどこまで打線が通用できるのかが心配です。
 そういうきわどい試合をやる可能性が高いのですから,せめてエラーで自滅という展開がないように期待したいです。

 2軍で育成中の大山さんに関する記事を久しぶりに見たのですが,昨日は6番サードで先発するも4打数ノーヒット,タイムリーエラーありだったそうです。
 オープン戦当時,確か初めてヒットを打つまでは相当苦労していたものの,一度打ち始めたらそれなりに打てていた印象でした。
 また,送球含め守備は水準以上という印象だったので,まずは体を作って,それから打撃を調整して7月頃に1軍合流という夢を描いていました。
 今の打撃については映像を見ていないので詳細は分かりませんが,成績を見ている限り苦労をしていることは窺えます。
 また,三振の少ない打者であるという触れ込みでしたが,昨日の4打席では3三振ですから,その辺りもやや期待通りにはいっていないという印象もあります。
 ただ,力強く振って打つことを前提に訓練を積んでいるのであれば,その過程で三振が増えることはあり得ますし,この成績だけを見て育成がうまくいっていないということはできないと思います。
 私としては,焦って育てようとしてもうまくいくものでもないと思うので,まだまだ数字を気にせずにやることをやってくれればいいのではと思っています。
 今シーズン中の1軍合流までは過度に期待していないので,将来の中軸打者になれるようにしっかりと訓練を積んでもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:43
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