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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,警察署内で保管していた現金8572万円が盗まれたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件は広島中央警察署で保管していた現金8572万円が盗まれたというものです。
 現金は,詐欺事件の証拠品であり,警察署内の金庫に保管されていたそうです。
 警察は内部の犯行も視野に窃盗事件として捜査しているそうです。
 警察は,被害が発覚してから丸1日経過してようやく盗難があったことを発表しましたが,金庫の場所や金庫に鍵がかかっていたかなどの詳しい状況は明らかにしなかったということでした。

 事件の詳しい状況が分からない以上,決めつけをするわけにはいかないのですが,通常窃盗犯が盗みに入るのも警察署というのはなかなか想像できません。
 また,銀行であればともかく,警察署に多額の現金が保管されていたと知っていた人は多くないでしょうし,特に今回のケースでは警察がたまたま証拠品として現金を保管していただけであってそれを知っている人はごくわずかだったと思います。
 さらに,それが金庫に入っていて,もしもその金庫に鍵がかかっていなかった,もしくは鍵のありかや解錠方法を知っている人が少なかったとすれば,やはり容疑者として対象となるのはごくわずかであろうと想像されます。
 そうなると,詳細が分からない中で事情だけを見ると内部者の犯行である可能性は十分に考えられると思います。

 また,もしも犯行を犯すとした場合,現金8572万円となると持ち運びになかなか難渋するサイズだと思うので,犯行可能な時間帯だけでなく持ち運びが可能な時間帯もある程度限定されるように思われます。
 そうなると,かなりの程度容疑者が絞り込めるのではないかと思うのですが,果たして実際はどうなのでしょうか。

 もしもこのお金が見つからなかった等の場合,現金は被害品であったということですから,本来的被害者に返るべきものが警察によって失われてしまったということになろうかと思います。
 そうすると,もしも警察の現金管理について過失があった場合,警察側,ひいては広島県が賠償責任を負うことになると思います。
 そうなると,この賠償は翻って税金を納めた県民,地方交付税が広島にも行くことを考えれば国民全体において財源を作るということにもなりかねず,なかなか他人事として見ていられない話だと思います。
 警察がこういった場合に備えて保険に加入しているのかは分かりませんが,万一保険に加入していない場合は税金の流出の問題となってしまう可能性も否定できません。

 おそらく現在広島県警において血眼になって本件の解決のために尽力していると思いますが,上記の通り相当程度容疑者を絞り込むことは可能と思われるので,そう遠くない将来に解決することを願ってやみません。


 今日の阪神は東京ドームに読売狩りに挑みましたが,結果としては菅野さんを見事に打ち崩して読売狩りを達成しました。

 菅野さんといえば,現在3完封中の国内最高の実力を持つともいわれる投手ですから,正直言って2点も取れれば上等と思っていたところでした。
 それが,まさか初回に2点,さらに福留さんのホームランで2点の合計4点も取れるとはまったく思っておらず,これが打線の勢いというものなのかと思い知らされました。
 読売が得点した後の福留さんのツーランが相当効いたと思っていますが,個人的には鳥谷さんの6番がはまっているのが打線としてはかなり大きいと思っています。
 鳥谷さんは,守備面について相当問題がありますが,それでも6番にこういう打者がいるというだけで打線の締まりというか重さが違ってくると思うと,やはり現時点では鳥谷さんはスタメン落ちをさせることはあまり考えがたい選手であると思えます。
 また,一時期不調といわれていた高山さんも今日は2安打とぼちぼち調子を上げ始めているようにも思われ,その点も今後期待できるのではと思っています。

 投げる方は秋山さんが素晴らしい出来でした。
 デビュー当時は阪神を背負って立つ投手になると思っていたものの,それから去年までは2軍の帝王と呼ばれてしまうくらいあまり1軍で活躍する機会はありませんでした。
 それだけに,今年の活躍ぶりは本当に心からうれしくなるものです。
 秋山さんといえば,金本監督も絶賛した制球力で,今日の敬遠満塁策の段階で見事討ち取り,押し出し四球を出さなかったというように大変信頼感があります。
 今日はこの敬遠四球のみで実質無四球勝利ということで,これだけの制球力を藤浪さんや青柳さんも身につけてくれればと思えるくらいのものでした。
 両投手には別の魅力があるのですが,それでも制球で自滅する様を見ていると,やはり制球力は投手の魅力の一つであると再認識できるものでした。
 まだエース候補というにはもっと活躍してもらわねばならないところではありますが,それでも現段階では先発ローテーションを見事に守っており,見ていて非常に安心感があります。
 読売戦での先発勝利は7年ぶりということで,その点でも本当に祝ってあげたいという気持ちになります。

 そして,今日の勝利の要因は,なんといっても無失策だったということでしょう。
 少々エラーくさいプレーも見受けられましたが,それでもついに試合数31に比較して失策数が30と1試合1失策の割合を下回ることになりました。
 試合数と失策数が同じ,もしくは失策数が上回るということ自体が異常であり,これを殊更褒めるというわけにもいかないのですが,それでもやはり今の調子のよい阪神はエラーさえなければ普通に勝てる強さがあると思っています。
 ですから,せめて今後打線の調子が下がって打てなくなったとしても,エラーにだけは気をつけてもらいたいと心から思います。

 これで阪神は6連勝で,首位固めをさらに行うことに成功しました。
 リーグ20勝1番範ということで,これだけ見ると本当に強いチームなのではと思ってしまったりもします。
 東京ドームはよくボールが飛ぶので,読売の一発攻勢を食らうと一気に負けてしまうという危険も否定できないところではありますが,明日は次世代左腕エース候補の岩貞さんが先発であり,勝ってくれるのではないかと思っています。
 とりあえず,明日もご飯のおいしい試合を強く期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:18
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