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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,先日話題に上がった中国のPM2.5の件が話題に上がっていました。
 中国医師協会などがまとめた報告書によれば,中国の都市住民の77%に呼吸器系の異常があるというものでした。
 この報告書のデータは20都市の約68万件の健康診断が元ということです。
 調査の結果,呼吸器系では喉の炎症,気管の異常が多かったということです。
 異常が認められた人の大半は子どもや高齢者だったそうです。
 また,43%の住民が動機やめまいなど循環器系の異常による症状を経験したことがあると訴えたそうです。

 先日この件が大いに話題に上ってから,最近はまったく報じられなくなりましたが,日本,特に九州には大きな影響があるというということでした。
 その当時は,マスクや空気清浄機のことがよく話題になっていましたが,もしかしたら話題に出ていなかっただけで中国ではずっとこの問題が話題になっていたのかもしれません。

 確か,冬は各家庭の暖房がPM2.5に影響していたと聞いたことがありますが,今は一段落したのかもしれません。
 しかし,この結果を見てみると,大気汚染は着実に人間をむしばんでいるのだと分かります。

 これに対して,国民はマスクや空気清浄機などでの自衛手段を講じようということは聞いておりましたが,一方企業や国はどのような対応をしてきたのでしょうか。
 最近話題になっていないので,その後の対応等はよく分かりませんが,冬が来る前に対応を進めないとどんどん問題が大きくなる一方でしょう。
 現在のものの程度がどのくらいかは分かりませんが,対応をしないともっと程度が重くなるばかりで,特に未来を担う子どもが害を被れば単純に国力が減退していくことでしょう。

 あまり報道が出ていないのですが,今後もこの点については注視していきたいと思います。


 昨日は横浜まで行って阪神を見てきました。
 結果は,昨日今日と負けてしまい,何だかフラストレーションがたまるところです。
 特に,両試合とも,先発投手の崩れで負けるという,今年の阪神らしからぬ負け方で,そろそろ投手にかけてきた負担が芽を出し始めたのかと心配しております。

 これまでは,打てない打線に無援護の投手という構図が目立っておりましたが,打線はそこそこ点をとってくれているのが幸いでしょうか。
 もちろん,チャンスで打てない新井兄弟についてはいいたいこともありますが,それでも普段であれば勝てるくらいの点を取ってくれている以上,あまり注文ばかりいうのもよくない気がします。

 これまで投手陣に助けてもらう展開が多かったのですから,今後は少しでも打線が援護をしてあげて持ちつ持たれつとやりくりしてもらいたいと思います。

 ちなみに,今日阪神一軍デビューのボイヤーさんについて,私の印象を書いていきます。

 まず,コントロールは合格点です。
 あれだけカットされて球数を放らされながら,それでも四球に崩れなかったのはコントロールの良さのおかげだと思うので,ここは想定以上の嬉しいことだと思います。
 救援投手はピンチでの登場が多いですから,押し出し四球は厳禁ですし,コントロールの良さは救援投手として要求されるべき一つの要件をクリアしていると言ってよいと思います。

 次に,球威もなかなかです。
 自称150キロ後半ということで,実際は150キロ前後ではありますが,それでもこれだけ放れれば十分実用には耐えられると思います。

 第3に,カーブの落差はかなりの武器になると思います。
 今日の投球の中で,あのカーブの落差を見た時,ストレートとの急速差が約25キロということで,十分惑わしうる強力な武器であると思います。

 第4に,決め球に欠くと思われました。
 先ほど,球数を放らされながらも四球で崩れなかったと書きましたが,それは裏返せば球数を放らざるを得なかった状況にあったとも言えます。
 すなわち,ボイヤーさんの球種はストレートとカーブの2種類と聞いていますが,単純に考えれば,ストレートに絞って,遅い球が来たら落差に対応するというように構えていれば,あとはカットして甘い球を待つという戦略がとれてしまうように思うのです。
 もちろん,そんなに楽に打てるとは思いませんが,それでも2種類の球種となるとやはり対応はそこまで難しいかということになってしまうかもしれません。
 できれば,フォークボールか,ウィリアムスさんのようなスライダーがあるととても嬉しいところですが,今それを期待しても付け焼き刃が通用するとは思えません。

 と,総合的に見れば,救援投手としては及第点だと思いますが,抑え投手としては決め球に欠くということでやや不安というところと思います。
 とはいえ,私も今日の投球を見ただけで偉そうに語るわけにもいかないので,もう少し見てみたいと思います。
 ただ,もう少し見たいと思える人が出てきたのは,単純に嬉しいことだと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:49
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