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2014.07.28 Monday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,グルメ税なるものの導入が検討されているというものを見たので取り上げてみました。

 これは,1人1万円以上の飲食をした際,数百円の税金を課税するというものということです。
 これについては,麻生財務相自らが提唱したもので,導入した企業交際費減税の穴埋めのために考案されたものということです。

 この税を考えてみた場合,1人1万円以上の飲食という制限がある以上,あまり課税対象は広くはなく,お金のある人から税金を集めようという発想からなるものである点においては,ある意味平等な税であるとも思えます。
 また,その額も数百円ということであれば,1万円以上の飲食をしようという人であればそこまで負担を気にするものということでもないということで,導入もしやすいのではという考え方もあるのかも知れません。

 しかし,高額なものを食べようとすれば余分な税金がかかるという意味では,一般市民は高級品を食べようという意欲が薄れるかも知れません。
 その意味では,消費を促して景気を回復させるのが税収を増やす最良の方法だと思いますが,その方向性から見れば逆の方向に行く政策であるとも思えます。

 消費税が増税されて以降,スーパーなどの売り上げは落ちているということで,市民レベルの消費が落ち込んでいると思います。
 そんな中,消費税にプラスして高額商品に対象を絞った増税をするとなれば,ますます消費が落ち込んでしまうのではというようにも思います。
 もちろん,一般市民はあまり1万円以上の飲食はしないというのが前提にあるのでしょうし,そうであればこそむしろ税収が見込めるという考えなのでしょう。
 しかし,税収を上げるためには広く薄く課税することが大事だといいますから,その点この税の導入はどうなのだろうと思います。

 かといって,私に税収を上げる対案があるわけではなく,これを批判するばかりではいけないのだろうとも思います。
 そこで気になるのが,記事にもあった,「企業交際費減税の穴埋めのため」に導入が検討されているという点です。
 企業の交際費支出を増加させることは景気刺激策としてよいのだろうと思いますが,その反面グルメ税を導入して市民の消費を落ち込ませることは果たして総合的に見てよいことなのか悪いことなのか,私には判断つきかねます。
 この税の導入を検討する上では,是非とも企業交際費減税とグルメ税創設のいずれがトータルで見て景気や税収によい影響があるのか,きちんと統計等の数字を示した上で説明してもらわねばならないだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:16
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