Powered 

by Tigers-net.com
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,プレミアムフライデーについて,実施方法などを見直す話が出ているというものがあったので,取り上げてみました。

 プレミアムフライデーといえば,政府や経団連などが提唱して2月にスタートしましたが,なかなかこれを導入している会社が少なかったという印象でした。
 その理由としては,月末は企業の決算や営業ノルマの最終期間に重なることが多く,参加しづらかったというものも挙げられていました。
 そこで,経団連では,このような状況を踏まえて,月初への変更などを検討する考えを示したということでした。

 この記事を見ていて,そもそもそういえばプレミアムフライデーなるものがあったような気がしたと思い出しました。
 導入当初からあまり実現しないだろうとはいわれていたものの,導入当初当時は飲食店などがこの日にあわせて安いプランを提供しようとするなど,一応社会的にこのイベントを受け入れようという以降も見受けられたと思います。
 しかし,最近,例えば先月末などは,プレミアムフライデーなどという言葉を想起する機会もなく,社会からは忘れられた存在になっていたように思います。

 これが受け入れられなかった原因として,月末は決算や仕事の締め切りの時期に重なることが多いということも挙げられるとは思いますが,何より任意参加だということがもっとも大きな原因だったと思います。
 つまり,国民の祝日のように,社会的に大半の会社が休日とするものではなく,プレミアムフライデーは導入が推奨されるものの導入しなかったところで問題は生じないというものであれば,そもそも雇用主側にとって導入メリットがないため,導入しないということになったのではないかと思います。
 また,なまじある1日だけを早く仕事を終わりにさせたがために,翌仕事日においてその分の仕事がたまって忙しくなることも当然懸念されるわけですが,そうであるならば金曜日は時間内に働いて翌仕事日に残業しないようにしようと思うことはまっとうな思考であろうと思います。
 仕事の忙しさ故に1日早く帰っても仕方がないという理由が主なものであるならば,もっとも重要なことは労働法制を徹底して適用することで,労働者負担を減らす構造を作ることであろうと思われます。

 プレミアムフライデーが導入された企業の知人を見てみると,そのような企業は大半がいわゆる大企業で,結局のところ労働者にツケをそこまで大きく支払わせることがないような体力のある会社が実行できる制度というべきなのでしょう。
 そう思えば,現行の月末という時期について,それが決算時期と重なるなどの不都合があるとしても,それは本質的な理由ではなく,結局そのような体力のある会社がどこまで存在するかということが根底にあるように思います。
 そして,その問題を解消できなければ,結局月末が月初に移ったところで,別にこの制度が実行されるとも思えませんし,国や経団連が何か努力しているというアリバイを作ろうとしているというようにしか思えないものです。
 この制度自体,今後維持する意味があるのか,今後どのような変節をたどるのかは見て行きたいと思います。


 昨日の阪神ですが,8回時点では負けていたものの,その後押し出しで同点,最後の最後は伊藤隼太さんのサヨナラヒットで勝ちました。
 昨日もいいましたが,今季終盤の阪神打線は諦めないがモットーで,本当に見ていてうれしくなる展開でした。

 気になることといえば,横浜さんが負けたことで,読売とゲーム差がなくなったことです。
 これで場合によっては読売がクライマックスシリーズの相手になるわけですが,そうなると菅野さん,マイコラスさん,田口さんという3投手を相手にする未来が見えるわけで,果たして勝ちきれるのかと不安になってきます。
 横浜さんが弱いということはないのですが,特に菅野さんは今や日本最高の投手といってもよい方ですから,その人を相手に確実に勝てるとは言い難いと思えたからです。
 ですが,阪神が,昨日の試合をわざと負けるという選択は全くありませんでした。
 そして,よくよく考えれば,明日から始まる読売とのカードについて,阪神が勝ち続ければいいだけですから,別に読売が来るかどうかをあまり意識する必要もないのかもしれません。

 阪神は,例年9月に入ると負けが込むわけですが,今季の阪神は広島さんには弱いものの,他球団にはいい勝負をしていて,例年にない戦いぶりを見せてくれていると思います。
 広島さんに弱いというのは最大の問題ではあるのですが,それでも例年の阪神とは違うという印象を強く受けます。
 そして,クライマックスシリーズにはメッセンジャーさんが戻ってくるならば,これまでの阪神にさらに戦力が加わるわけで,広島さんとも互角以上の勝負ができるとも思えます。
 広島さんのホームの強さを考えれば,相当苦労することは間違いないですが,それでも阪神の日本一を期待せずにはいられません。


 また思いついたら書きます。ではでは。


↓よろしければ押していただけるとありがたいです。

阪神タイガースランキング
三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 22:57
PAGE TOP