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 こんばんは。

 知らないうちに2012年も一月が過ぎてしまいました。
 あと11回くり返せば1年が終わってしまうと思いましたが,気の早い話なのであまり考えないでおこうと思いました。

 さて,今日取り上げたいお話は,最近よく聞く福島第一原発の配管から汚染水の水漏れが起こっている件です。
 昨日まで発表しているだけで水漏れ発生件数は23件だそうです。
 この原因は,冬季の凍結によって配管が破損してしまったことだそうですが,実はこの点については,去年の夏頃から,配管の凍結の危険があるので,配管に保温剤を巻いたり,ヒーターを設置するなどの対策をとるべきと指摘されていたそうです。
 にもかかわらず,東電側は,作業員確保が難しいことを理由に先延ばしを続け,ようやくごく一部の対策を取り始めたのは去年の暮れということでした。

 私は東電で働く人員を正確に把握していないため,人員不足という点に関する批判を直ちにするつもりはありません。また,現場で働く方々の安全面や賠償に充てるべき東電の予算の面を考えれば,安易に「人を増やせば良かったのに」というつもりもありません。
 しかし,このような理由を聞いて思い出すのは,以前このブログでも触れた「東電の正月休み」の一件です。
 お時間のある方はこちらを見て頂ければと思いますが,東電はこの年末年始,正確に言うと12月30日から1月3日まで,一部原発作業について正月休みを取りました。
 そして,配管凍結問題は,当時既に把握しており,かつ上記のとおり「去年の暮れ」に多少の作業をしたということですから,当然その作業の必要性は分かっていました。
 率直に,正月休みの5日間の間に多少の作業はできたのではないかと思わざるを得ません。
 そして,正月休みが明けて僅か5日後の1月8日に初めての水漏れが発生して,それを皮切りに昨日までで23件ですから,厳しいことを言うようですがやはり「自覚が足りない」という評価になってしまうと思います。
 これだけ世間を騒がせる問題に発展してしまった以上,もはや他の作業を優先して水漏れ事件を先延ばしにするということはできないでしょうが,これによって生まれたひずみが別のところに波及するのではないかと心配してしまいます。また,遅れて作業をすることになってしまったばかりに,寒い中で配管に保温剤を巻くという作業をされる方々の健康も心配でなりません。

 今日からプロ野球のキャンプが始まりました。
 その中でとりあえず取り上げるべきは,城島さんが1塁の守備練習もしたというところでしょうか。
 そして,これに付け加えて言うことは,城島さんは外野の練習はしていないということです。
 とりあえず,このことに安堵し,後は怪我のないように頑張ってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 19:08
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