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 こんばんは。

 ニュースを見ていたら,デンマークで世界初として導入された脂肪税が撤廃されることが決まったというものがありました。
 これは,デンマーク政府が,国民の健康増進を目的として,去年10月に飽和脂肪酸を一定以上含む食品に対して税金をかけることとしていたもので,当時は世界初の脂肪税として話題でした。
 しかし,これによってバターなど日常食品の価格が上昇し,安い食品を求めて隣のドイツに買い物に行くようになり,課税の効果が疑問視されることとなってしまい,最終的に撤廃ということになったようです。
 そして,デンマークのスーパーでは,これまで課税されていた食品の値下げを検討しているということでした。

 こういう課税を見ていると,たばこ税を思い出します。
 私はたばこは吸わないのですが,これも健康増進などといいながらどんどん課税を繰り返しており,本来の目的はそうではないだろうといつも思わされます。
 ただ,そういった名目で課税するならば批判が出にくいという考えに基づいてあの手この手で税収を増やそうと躍起なのは理解できなくもありません。

 そこで,この脂肪税を見てみると,その撤廃の理由は極めてシンプルで,課税から抜けられる手段があったからということにほかなりません。
 もちろん,撤廃までに至るかどうかは,課税から抜けられる手段のコストがどの程度かかるかということとの関係は切り離せないでしょう。
 例えば,日本は島国ですから,他国まで日本の非課税商品を買い求めるにしても海を渡らねばならず,大変な手間になります。一方,デンマークとドイツは地続きで,かつEU圏内ですから電車や車に乗れば行けるわけで,その点はハードルが低かったと思います。
 あとは,わざわざドイツまで行く交通費と時間,手間の問題で,それらがクリアできるのであれば「少々遠いスーパーにセール品を買いに行く」というイメージに近い行動になっていったのではないかと思います。

 結局のところ,この脂肪税は失敗に終わったわけですが,この失敗は最終的に悪影響を残すこととなったと思います。
 なぜならば,上記の通りデンマークのスーパーは課税食品の値下げを検討しているということですが,これが意味するところは
_歙蚤仂殄覆紡个靴董ぅ妊鵐沺璽国内では値段が高いというイメージを植え付けることになってしまった
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ということが想定されるからです。
 今景気の悪いユーロ圏内で,税収を増やすために色々な試みをしようというその考え自体は評価できると思うのですが,同時に抜け道があるかどうかも考えてもらいたかったと思いました。


 阪神の鳥谷さんがひとまずの残留を決めたということで,私自身大変安堵しております。
 チームの主力が大量に抜けて若手ばかりの編成になりつつある中,これまで攻撃守備の両方に貢献していた鳥谷さんが抜けてしまったら,チームの柱がなくなってがたついてしまう可能性があったために,今回の残留は相当来季への希望になったと思います。
 ただ,メジャーへ向けて単年契約になる可能性があるという報道も一部にあり,そうなったら来年も油断できないオフになるだろうと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:45
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