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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,木にわら人形を打っていた男性が警察から口頭注意を受けたというものがあったので取り上げてみました。

 この行為があったのは緑地公園内の木で,小学校の児童がわら人形を発見しました。
 人形の顔部分には成人女性の顔写真が切り取られて貼られていて,顔や胴体が釘で打ち付けられていたということでした。
 警察は,写真などを手がかりに打ち付けた男性を特定し,事情聴取を行った上で厳重注意したということでした。
 男性は,女性とのトラブルがあったということで,自分の気持ちを静めるためにやったということで,迷惑をかけて申し訳ないと反省しているということでした。
 警察は,市所有の木を傷つけたものの,傷つけることが目的出はなかったとして,器物損壊罪での立件は見送ったということでした。

 わら人形は,丑の刻参りで用いられたのだろうと思いますが,そのような単語自体使うことは10年以上なかったと思います。
 よほど気に入らない気持ちだったのだろうと思いますが,それでも記事によれば1ヶ月程度木に刺さりっぱなしだったようで,せめて人目に付かないように回収してもらいたいものでした。
 丑の刻参りのわら人形を回収するというのもおかしな話ですが,それでもわら人形が木に刺さっていれば,事情を知らない人にしてみれば単純に気持ち悪いですし,やはり他人に知られないように対応すべきだったのでしょう。

 本件では違いますが,わら人形で人を殺そうとする行為が殺人罪として処罰されるかというのは刑法を勉強すると初歩の議論として出てくる問題で,いわゆる不能犯ということで処罰の対象にはなりません。
 ただ,丑の刻参りの行為によって木に傷が付けられたということでの器物損壊罪は十分に成立することでしょう。
 器物損壊罪は親告罪ですから,最終的には所有者である市の告訴状が必要になりますが,そこは市の方も色々と考慮するところもあったのかも知れません。

 今回の行為でまさか自分が警察から調べを受けるとは思わなかったでしょうが,やはり呪いなどやると最終的には自分に返ってくるということでしょうか。
 人に対して悪意を持つということはそういうことなのかも知れないかと思いました。


 阪神は,このところ負け続きで,首位から陥落し,ゲーム差も付けられてしまいました。
 いろいろと負けた要因はあるかと思いますが,先日も申し上げたとおり,今年のセリーグは何とも首位が固まらないという非常に珍しい状態だと思います。
 首位読売は決して強いわけではなく,阪神もそこそこの実力しかありませんので,こういう微妙な感じの勝負が関の山なのでしょうか。
 前も述べたとおり,今年の阪神の適正順位はせいぜい3位くらいだろうと思っていますが,それでも他球団も微妙なのでせり上がっていっているように思うのです。

 とりあえず,今日はあまり良いところなく負けましたが,おそらくそのうちまた首位に上がり,そしてそんなに長い期間維持できずにまた陥落することでしょう。
 そういうシーズンは,最終的に上位にいればよいかと思い,今は全く一喜一憂しないという珍しい心境です。

 ただ,そのようにするためには,8月の死のロード,毎年没落する9月にそこそこの成績でやり過ごす必要があります。
 今がそのための戦力を溜めている期間だとするならば,私は今日の負けも何となく受け入れてしまっています。
 そういうのは勝負の世界ではよくないのですが,そんな不思議な気持ちでおります。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:29
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