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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,演技が下手な当たり屋が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 この当たり屋の男は,バスのドアの前から離れようとせず,「バスにはねられた。500元よこせ。」と訴えたそうです。
 しかし,警察官は,監視カメラの映像から,既に男が停車していたバスに自ら近づき,バスの前で横たわってはねられたと騒いでいたことを確認していたそうです。
 さらに,男は,その前から現場をうろうろし,車が通りかかる度にその前に横たわって因縁を付けていたことも分かりました。
 しかし,多くの車は男をみて停車したものの,男と車の距離が数メートルも離れていたので,相手にする人はいなかったということです。
 男は,最終的に,因縁を付けた相手から誰にも相手にされず,警察に身柄を拘束されたということでした。

 私は仕事で数度当たり屋らしき人を見たことがありますが,その多くは判別を付けるのが難しく,その意味では質の悪い人たちでした。
 しかし,この男のように,演技が下手な場合は,相手にするこちらも楽だと思います。
 ただ,演技が下手であれば,そもそもその人は当たり屋になることを断念することが大半でしょうし,その意味では非常に珍しいケースだと思います。

 結局当たり屋というのは,動いている車に当たるという要素は通常の交通事故と同じであるものの,異なる点はわざと当たりに行ったことと,技術的にうまく当たるため見た目以上に怪我が少ないことだろうと思います。
 その意味では,当たり屋に必要なのは技術の他に度胸もあると思いますが,この男は両方ともなかったということでしょう。

 自分にそのような資質がないということをこの男は気付かなかったとすれば自分を客観的にみることができなかったのだろうと思いますし,だとすれば警察できつい罰を受けない限りは再犯をしてしまうのではないかという恐れを感じます。
 犯罪が否かにかかわらず,計画的に何かを行うという場合には自分を客観的にみるという能力が大事なのだとつくづく思いました。


 今日の阪神は,大量点のお陰で勝利を収めることができました。
 今日の岩田さんの出来は正直言ってあまりよくなく,普通であれば5回2/3で8安打4失点であれば負けていたと思います。
 それを,打線が一挙6点もとったという大量援護をして勝利できたという試合だったと思います。

 ただ,今日のヒーローにも選ばれた安藤さんが,見事にピンチを無失点で切り抜けたことが大きかったと思います。
 2アウト満塁の場面で登板し,和田さんに対して12球を投げてアウトにとりましたが,これだけの投球数を投げていた時には投球が和田さんに見きられているのではないかと冷や冷やしたものです。
 今シーズンの安藤さんは,安定感を欠くことが多かったですが,それでもこのように締めるところを締めてくれるとやはり中継ぎ投手が不安定な阪神投手陣においてはまだまだ頼りたくなる存在だと思いました。

 打線は,マートンさんの勝ち越し打をみた時,マートンさんはシーズン前半の不調から本格的に抜け出せつつあるのだと思いました。
 また,今日も江越さんが打点を入れてくれまして,本当に彼は上がってきていると思っています。
 阪神打線は,3回以外点を入れられておらず,徐々に追いつかれつつある時に欲しかっただめ押しをとれなかった以上,絶好調であるということは難しいでしょうし,あの6点は流れの中で打てたものということもできると思います。
 ですが,流れの中で点を取れるだけとるというのは非常に大事なことだと思いますし,そういう姿勢をこれからも見せてもらいたいと思います。

 とりあえず阪神はひとまず首位に並びましたが,これで特に何か思うということはありません。
 明日以降もできる限り勝ちを重ねていってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:06
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