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 こんばんは。

 以前ここで,私が過去に読んだ,岡田あーみん先生著の「ルナティック雑技団」という漫画について,新装版が発売されるという話題を取り上げたことがありました。
 今日は,それを購入した上で読破したという,非常にしょうもない話をしたいと思います。

 私は好んで漫画を読みますが,ギャグマンガも子どもの頃から大好物でした。
 小学校の頃から,のんきくんやおぼっちゃまくんのようなストレートなものから,かりあげクンのような技巧的なものまでいろいろと接してきました。
 そんな中で,力業のギャグマンガと位置づける中でも相当高位にあるのがこの岡田あーみん先生の漫画です。

 小学生の時,「お父さんは心配性」という漫画に魅了されました。
 あの小汚く,しょうもないのに,威力のある剛速球を何度も何度も投げ込まれてきたという感覚は他のギャグマンガに類をみないものでして,その後の「こいつら100%伝説」においてはその傾向がほぼ完成されたのではないかと考えております。
 その後に描かれたのが,今日買ってきた「ルナティック雑技団」なのですが,相当高度な力業ギャグを久々に見せつけられました。

 基本的に全てのキャラが万遍なく濃いのですが,その中でも飛び抜けて濃いのが,黒川とゆり子というキャラクターです。
 詳細は是非購読して頂きたいところですが,あれだけの狂った力業を目にすることはなかなかないと思います。
 今回発売された新装版は,元々単行本の中に入っていなかった話も収録されているという話だったので,単行本は既に実家にあるもののまんまと手を伸ばしてしまったという次第です。
 久々に体験するあの世界観は,言葉をもっては語りがたいものがありますので,是非ともご一読して頂きたいと思いますが,既にネタを知っていても笑ってしまうのがあの漫画のすごいところだと思います。
 個人的には,「こいつら100%伝説」が最も好きなのですが,これはこれで大変満足しました。

 私は,ピューと吹くジャガーのような技巧的なギャグマンガも相当な好物なのですが,改めてあの直球ギャグマンガを見てみると,やはり野球も右の本格派投手の魅力は素晴らしいと思うように,このすばらしさを再認識させられるものです。
 岡田先生は,表舞台から姿を消して随分と時間が経ちましたが,もしもあの質を再現して頂けるのであればいつでも再登板をお待ちしております。


 最近阪神で非常にもてはやされている江越さんですが,ある記事を見ていたところ,ヒット数がまだ10本にもかかわらずお立ち台に既に4回上がっているということでした。
 これは,記録以上に活躍を多くしているということなのでしょう。
 しかも,ヒット10本のうち3本がホームランですから,その大砲としての器も感じられるところです。

 問題は,まだ打率などが低い点と,先日守備でやらかしたようにやや守備での不安がある点でしょう。
 しかし,思い返せば,鳥谷さんもルーキー時代守備で相当エラーをしたものでしたが,辛抱強く起用された結果今の姿があります。
 前もいいましたが,江越さんの二軍での実績を見る限り,おそらく使われ続ければある程度の数字に収束されるのではないかという期待もあるのです。

 阪神の生え抜き外野手といえば大和さんが固定されつつありましたが,大和さんは打率が物足りないということで決定打に欠けました。
 また,伊藤隼太さんは,打撃はよいものの,守備でやらかす傾向が強く,かつ今はポジション奪取のチャンスにもかかわらず怪我で戦列を離れてしまっています。
 こういうものはチャンスがやってくるのも才能だと思いますから,是非とも江越さんにはここでそれなりの活躍をして頂いて,少なくとも一軍に定着するようになってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 22:54
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