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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,カナダの火災のニュースがあったので取り上げてみました。

 カナダの老人ホームで午前0時頃に火災が発生し,午前1時までに完全に火に包まれてしまいました。
 そして,消火のために放水が行われたのですが,厳しい寒さのために放水した水が焼け跡で凍結してしまったということでした。
 この火事では,3人の遺体が収容されたそうですが,この凍結のために行方不明者の捜索が難航し,未だ30人以上が行方不明ということです。

 昨日はタイの異常低温について取り上げた際,国によって寒さの考え方が違うという趣旨の話がありましたが,カナダの寒さはまた日本と比べてかなり厳しく,その考え方はまたまったく違うものだと思います。
 しかし,この記事を見る限り,行方不明者は相当の寒さにさらされ,残念ながらお亡くなりになってしまう方も中にいるのではないかと推察しますが,火事に遭いながら寒さにさらされてお亡くなりになるというのは何とも考えるのが難しい話のように思います。

 このような場所では,そもそも消火はどのように行うのが適切なのだろうか難しいと思いますが,消火のための薬品を使うのが無難なのでしょうか。
 しかし,薬品は薬品で人がいる場合にも使ってよいのか判断が難しそうですし,入手の難易を考えると薬品よりも水の方が容易であることを考えれば,火の勢いと規模が大きい場合は水に急場の措置として水に頼るのも致し方ないのだろうかと思います。
 とはいえ,水に頼るならば,今回のような凍結を意識しなければならないのでしょう。

 寒冷地の消火方法については私はよく分かっていないので,的外れな話をしているかもしれず恐縮ではありますが,日本でも北国では他人事ではないように思います。
 それだけに,今後は多少関心を持ってみようかと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:55
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