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2014.06.29 Sunday
 こんばんは。

 交流戦も終わり,セリーグ同士の戦いが再び始まりましたが,阪神は2敗1分けという酷いスタートを切ることとなりました。
 しかも,中日さんに競り負けてしまったがために,今日で晴れて4位転落ということになりました。

 このところ,粘りのある試合を見せてはいたのですが,それでもあと1本が出ていないという惜しい試合が続いていたように思います。
 とはいえ,今日は,1回表で試合が決まってしまう体たらくで,今日観戦に行ったお客さんはさぞかしがっかりさせられたことでしょう。

 能見さんはこのところよく崩れており,その原因は色々あるとは思いますが,私としては一発を食らいすぎることにも一つ原因があると思います。
 能見さんの球は打たれると遠くまで飛んでしまうことが多く,もしかしたらいわゆる「球が軽い」という部類のものなのかも知れません。
 とはいえ,そのような球質が突然変わるわけでもなく,空振りをうまくとってやるいつもの投球ができていないように思えます。
 脇腹痛で降板ということで,その状況は大変心配ではありますが,いくら不調でもここでいなくなるわけにはいかない選手ですし,何とか復調してもらうしかありません。

 打つ方ですが,中盤に追いついたりするという点では粘りがあるとも評価しますが,基本的に打ててないのかなというように思います。
 その打てていないという意味は,点を取れるかどうかで打てていないということです。
 今日は10安打して2点しか取れておらず,対する中日さんはヒット13本で10得点ですから,明らかに阪神の方がヒットに対する得点の効率が悪いと思います。
 阪神は毎度毎度そのような傾向が見受けられるのですが,この手の現象はサッカー日本代表でも見受けられたと思います。
 すなわち,あと少しで点が入るという展開までもっていけるものの,決定力が不足して点に繋がらないというものです。
 私がサッカー日本代表の試合を見ていて,何となく阪神と親近感を感じましたが,それはおそらく間違いではないのだろうと思います。
 そして,そのような状況ばかりは容易に打開できないのは明らかです。
 サッカー日本代表だって4年間そのための調整をしてうまく成果を上げられなかったのですから,まして阪神が今シーズン終了までにそれを成し遂げるとすればそれはメンバーが替わらねばならないのではないかと思います。

 また,今日の試合に限っていえば,エラー4つはいただけません。
 序盤で試合が決まってしまって気のゆるみもあったのでしょうが,かといってこういう展開だからこそ収穫を得るべきなのに,こういう守備をしていては何とも情けないという気持ちになってしまいます。

 結局,阪神は,最近打てない守れないという状況で前半戦の最後のスタートラインを切ってしまい,正直言って相当心配しております。
 今回Bクラスに転落してしまいましたが,ここから這い上がれるだけの実力があるのかといわれれば頭を抱えてしまうところです。
 こんな状況に何故なってしまったのかと思わずにはいられませんが,とりあえず3位に戻ることを念頭に動く必要があるでしょう。
 今日の状況を見る限りでは,福留さんはそこまで悪くはなく,もう少し様子を見てもいいかもしれません。
 ただ,投手陣については色々と考えるべきなのかなとも思います。
 特に,前から言及している呉さんの抑えについては,あと数回失敗した場合には入れ替えをするべきかと思います。
 榎田さんの中継ぎについては,エラーを含めての失点と考えれば今日を見る限りそこまで悪くはないと思われ,中継ぎのコマ不足の現状を考えれば妥当と思います。
 あとは,先日入団した建山さんがどのくらい稼働できるかというところで戦力図が変わってくるのだろうかと思います。
 ここから前半戦終了までで上手く立て直しができないと,例年通り8月9月で大連敗して取り返しの付かない事態になると思いますので,何とかしてもらいたいと強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 20:39
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